【写真】「広瀬すず」フォトギャラリー
『anone』は、『Mother』や『Woman』、『カルテット』の坂元裕二が脚本を務めるヒューマンドラマ。
アルバイトに精を出すハリカが久々に帰ってくると聞いて浮かれる亜乃音は、所長の万平(火野正平)にうっかり偽の千円札を渡してしまい、取り戻そうとする行動を怪しまれる。亜乃音は玲との関係への後悔から、母親のように振舞ってしまう自分を制しながら、ハリカの幸せを願わずにはいられず…。
偽札をめぐる騒動で結びつき、共同生活を営むようになった4人の男女がついに偽札作りに着手。未成年のハリカを偽札作りに関わらせたくない亜乃音と、彦星を救うため大金が必要なハリカの思いが序盤から交錯。中でも亜乃音とハリカが食事の準備をしながら台所で互いの気持ちを語り合うシーンには、視聴者から大きな反響が寄せられた。亜乃音が「私またついつい勘違いしちゃったりして、あなたのお母さんになった気分になっちゃって…」と漏らすと、こらえきれずにハリカが号泣。亜乃音が慰めるように彼女の手に優しく触れるという一連のシーンに対し「ハリカちゃんのこの涙は嬉し泣きなんだろうね」「愛がすごい」「可哀想すぎて泣けてくる」「2人が作り出す空気が切なくて優しい」などのコメントがSNSへ投稿された。
また、偽札作りに執念を燃やす理市がハリカに非情に言い放った「願い事は泥の中だよ。泥に手を突っ込まないと叶わないんだよ」というセリフには「瑛太の不気味さに磨きがかかってきた」「感情のない機械みたいですごい」など、彼の怪演を評価する声も多く上がっていた。