【写真】中村倫也、『崖っぷちホテル!』インタビューフォト
本作は、若すぎる総支配人とくせ者揃いのスタッフたちが、突然現れた謎の男の力を借りて破産寸前の底辺ホテルを再建していくシチュエーションコメディー。10日放送の第9話では、ついに三代目J Soul Brothersの岩田剛典が演じる副支配人・宇海の過去が明らかになり、物語は佳境を迎える。
中村は、本作で演じる江口という役を「職人気質なやつ」をテーマに演じたという。「一見とっつきにくいんだけど、話せば悪いやつじゃない。そして、食に関してのプライドを持っている。それから、この役は“コンビ芸”だと思うので、(浜辺)美波ちゃんが演じるハルとの関係が、掛け算となってより面白くなるようにと考えてやっています」。
その浜辺演じるハルとの関係性は話数を重ねるごとに確立し、今や本作の見どころの一つだ。浜辺のことを“ベーさん”と名付け、あだ名で呼んで仲を深めたという中村は「ベーさんは大人っぽいですね。ハルは、動きのついた演技をすることも多いので、セリフを言って、料理して、テンションの高さを保ってって、頭を使う演技が必要なんです。
また、役者としては「なんでもやりたい。昔から欲張りなんです」と話す中村。プライベートでも「やりたいことは多い方。例えば、棚を作りたいなって思って作ってみたり、料理を作ってみたり…頭の中に浮かんだことを形にするのが好きなんです」と話す。一方で、「休みの日は気づいたら1日過ぎていることもある」そうで、「あまのじゃくなんですよ。アクティブな時期もあれば、家でダラダラしてる時もあるし、映画を観たり本を読んで吸収している時期もある。今はダラダラしてますね」と教えてくれた。
最終回に向け、大きな山場を迎える『崖っぷちホテル!』。中村は、「これまでいろんなお客さんを満足させたり、それぞれの問題を解決してきましたが、9話で初めて宇海の夢や過去が描かれています。謎を秘めたキャラが最終回までにどう帰結点に向かうのか。そして、今まで宇海にお世話になった従業員がどうするかが見どころ」と明かすと「最終話は、きっとすごいことになりますから」と自信たっぷりに語ってくれた。
『崖っぷちホテル!』は、日本テレビ系にて毎週日曜22時30分放送。