1993年10月31日に23歳の若さで死去した俳優リヴァー・フェニックス。彼の死から25年、当時、リヴァーと交際していた女優サマンサ・マシスが、何とも言えない胸騒ぎを感じたというリヴァーの亡くなった夜について、初めて語ったという。


【写真】23歳の若さで逝った「リヴァー・フェニックス 」<フォト特集>

 俳優のジョニー・デップが経営者の1人だったウエストハリウッドのナイトクラブ「ヴァイパー・ルーム」で帰らぬ人となったリヴァー。死因は薬物の過剰摂取による心不全と報じられた。1993年の映画『愛と呼ばれるもの』で共演し、リヴァーと恋に落ちたサマンサは、The Guardianのインタビューで亡くなった夜の様子について語っている。

 リヴァーは、当時“リーフ”の名前で俳優活動していた弟のホアキン・フェニックスと妹のサマー・フェニックスを送るためにクラブを訪れたという。ところが到着すると、音楽活動もしていたリヴァーは演奏に誘われ残ることに。

 しかし、サマンサは何と言えない胸騒ぎを感じたという。「あの夜、何だか分からないけど、何かが変だった。ドラッグをやっている人間を一人も見なかったけど、すごく居心地が悪くなるほど、リヴァーがハイになっていた。私はわけが分からなかった」と話したサマンサ。「それから45分後に、彼は亡くなった」と、つらい当時を回顧している。

 「あの夜、リヴァーがハイだったのは分かっていたけど、彼を殺したヘロイン(の摂取)はヴァイパー・ルームで起きたことよ」とサマンサ。「嫌な予感がしたけど、何も目撃しなかったの」と語り、トイレに行って戻ってくると、クラブのボディーガードに店から追い出されるリヴァーを見たという。
その直後にリヴァーは路上で倒れ、帰らぬ人となった。
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