【写真】『西郷どん』第47回フォトギャラリー
西郷は残った兵士と共に包囲網を突破し、薩摩の城山に到達する。一方、大久保は内国勧業博覧会の準備にまい進していた。
そのころ、従道(錦戸亮)は、片足を失い政府軍に投降した菊次郎(今井悠貴)を西郷家に連れて帰る。政府軍総攻撃の前日、大久保は、降伏すれば西郷の命を助けると指令を出すが、西郷は拒否。城山から最後の戦いに向かう。そして、糸(黒木華)は夫・西郷の真意を息子たちに語り始める……。
ついに迎えた西郷隆盛の最期に、鈴木は「ここまで西郷さんとして生きてきましたが、不思議なことに死の恐怖は全くなく、すがすがしい思いでした。それは恐らく、『生』をまっとうしたからではないかと思います。僕が生ききった『西郷隆盛』の人生、ぜひ最後まで見届けていただきたいです」と語る。
先週放送の第46話「西南戦争」では、西郷は私学校の生徒たちと共に政府の真意を問いただすため東京へ向けて進軍する。だが西郷が立ったことに衝撃を受けた大久保たちは直ちに征討令を発する。賊軍となった西郷たちは戦う覚悟を決めるが、激しい戦闘の中、小兵衛(上川周作)は戦死、菊次郎は足を銃弾で撃ち抜かれ、次第に劣勢となる。
NHK大河ドラマ『西郷どん』最終話「敬天愛人」はNHK BSプレミアムにて12月16日18時、総合テレビにて20時放送。