往年の名作アニメを“超実写版”としてよみがえらせるディズニー最新作『ライオン・キング』より、特報映像が解禁された。未来の王となるシンバの誕生に、詰めかけた多くの動物たちがひれ伏すオープニングシーンが、圧巻のスケールで描かれている。


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 本作は、雄大なアフリカの大地を舞台に、王家の一族に生まれた子ライオンのシンバが自らの運命を受け入れ、“真の王”となる姿を描く。

 1994年のアニメ版『ライオン・キング』は、全世界観客動員数がディズニーアニメ史上No.1、サウンドトラックの全世界売り上げがアニメーション史上No.1を記録。さらに、ミュージカル版は、演劇や映画、コンサートなどを含めた興行作品として史上最高の累計62億ドル(約6700億円)を稼ぎ出した。

 その名作を、実写もアニメも超えた“超実写版”として復活させた本作。監督は『アイアンマン』シリーズ、『ジャングル・ブック』のジョン・ファヴロー。声優には主人公シンバ役で、俳優、歌手、作曲家など多彩な才能を持つドナルド・グローヴァー、その幼なじみで雌ライオンのナラ役には世界の歌姫ビヨンセが決定している。全米で予告編が解禁になった際は、全世界から動画サイトにアクセスが集中し、わずか24時間で2億4200万回という再生回数をたたき出した。

 特報映像は、壮大なアフリカの地平線に浮かび上がるオレンジの太陽で幕を開ける。「プライド・ランド」の新たなる未来の王が誕生し、生命が永遠に引き継がれることを意味する“サークル・オブ・ライフ”が流れる中、キリンやシマウマ、ゾウなど、たくさんの動物たちが新たな命の誕生を祝福するために「プライドロック」に集まってくる。

 母の腕の中で眠りから目覚めた子ライオンのシンバは、あどけない表情ながらも、青く丸い瞳には意志の強さと輝きが宿っている。「いつの日か、おまえが新たな王となるのだ」というナレーションとともに、王国の呪術師ラフィキがシンバを抱き上げて群衆の前に掲げると、集まった動物たちがその場にひざまずく様子が映し出される。

 映画『ライオン・キング』は8月9日より全国公開。
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