【写真】反響が殺到した『きのう何食べた?』第1話フォトギャラリー
本作は、「モーニング」(講談社)連載中で単行本累計発行部数500万部を超えるよしながふみの同名コミックを実写ドラマ化。2LDKのアパートで同居する、料理上手できちょうめんな倹約家の弁護士・筧史朗(西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(内野)を主人公に、彼らの毎日の食卓を通して浮かび上がる男2人暮らしの人生の機微や、ほろ苦くてあたたかな日々を描く。
史朗は街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士。ある日、事務所で「きのう何を食べたか」の話題で盛り上がる。暴飲暴食の上町修(チャンカワイ)に対し、史朗は実にバランスの取れた食生活を送っていた。
そんな史朗の日課といえば、定時に事務所を出た後に近所の安売りスーパーへ向かい、吟味した食材で夕食を作ること。倹約家で几帳面な史朗の頭には、近隣の店の底値、特売日などの激安情報がインプットされている。買い物を終え帰宅し、瞬時にひらめいたメニューを手際よく準備。食卓に並ぶ料理を見ながら充実感に浸っているところへ、美容師の賢二が帰宅する。幸せな食卓を囲み、和やかな時を過ごす2人は、恋人同士として“シロさん”“ケンジ”と呼び合う仲だ。
しかし、二人はとある出来事をきっかけに同性愛者であることの世間一般に対するスタンスの違いで言い合いになってしまう。職場にカミングアウトしていない史朗、美容室のお客さんにも自分がゲイだとオープンにしているケンジ。
ドラマ放送前から大きな反響を呼んでいた今回の実写化。まるで漫画から出てきたような2人のビジュアルと演技に、放送中SNSでは視聴者が大熱狂。「ケンジ意味わからない可愛さ」「シロさんとケンジくん可愛すぎない…!?」と2人のかわいさに悶える者や、「西島さんが、誰も死なない殺されない撃ち合いのない平和なドラマに出てるの尊い」と、西島のほのぼのドラマ出演に喜ぶ声のほか、劇中の炊き込みご飯が食べたくなり、思わず作ってしまう視聴者も。一時は「#きのう何食べた」がツイッターの世界トレンド1位を獲得した。また、エンディングでハーゲンダッツを食べる際に見せたアドリブらしき演技にも「こんなに可愛くハーゲンダッツ食べる男西島秀俊以外にいるかよ」「もうふたり結婚してくれよ」「あのアドリブ? ED毎回やって欲しい」など、大きな反響が集まっている。