【写真】「令和を引っ張っていく“平成生まれ芸人”」フォトギャラリー
■ 霜降り明星
『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で平成生まれ初の王者となり、続く『R-1ぐらんぷり2019』で粗品がピン芸人の頂点に輝いたことによって、史上初の2冠王となった霜降り明星。26歳の粗品、27歳のせいやが、お笑い新世代の筆頭と言って過言ではない。4月からは、全国ネットゴールデンタイムのレギュラー番組(日本テレビ系『衝撃のアノ人に会ってみた!』)に冠番組(テレビ朝日系『霜降りバラエティ』など)もスタート。令和元年、その名は間違いなく全国区となるだろう。小気味いい動きで何事にも全力投球のせいやは、弟キャラ。長身で冷静、的確な粗品の“ガナリツッコミ”は一般人にも浸透しつつある。2人の伸長は青天井だ。
■ ゆりやんレトリィバァ
女性ピン芸人の世界で、大輪の花を咲かせてみせたゆりやんレトリィバァは現在28歳。2017年に放送された『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で初代クイーンとなり、ネタの着眼点や演技力、トークでボケまくる頭の回転の速さは、先輩の女芸人の友近も舌を巻く。関西の名門、関西大学在学中に、よしもとのタレント養成学校・大阪NSCに入学。在校生の卒業ライブで優勝し、NSCを首席で卒業したお笑いエリートだ。
■ 四千頭身
ワタナベエンターテインメント所属のお笑いトリオ・四千頭身は、脱力系漫才の進化版。センターポジションに陣取るテンション低めの後藤拓実が、右に左にボケを逃さない。弱冠22歳の彼がつぶやくようにツッコむ言葉にはセンスが溢れている。今年はピンで『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)に出演した、四千頭身のアイコンだ。都築拓紀、石橋遼大という2人のボケも22歳の同級生。同じ事務所で、合同ライブを開催したこともあるお笑いトリオ・ハナコは『キングオブコント2018』(TBS系)優勝を果たしており、それに続けるか。
■ 宮下草薙
草薙航基(27歳)と宮下兼史鷹(けんしょう、28歳)からなるお笑いコンビ。繰り出すのは、草薙の人見知りで小心者、対人関係が苦手なキャラがベースになった“ネガティブ漫才”だ。最近は、その姿が『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でブレイク。今年の元日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ特番で「最も番組を盛り上げた」として、同局の『オールナイトニッポン0(ZERO)』単独パーソナリティを務める権利をゲット。単発ながら、3月に生放送を見事に務め、今後レギュラーパーソナリティになる日も近いかもしれない。■ 東京ホテイソン
M-1王者にして「好きなお笑い芸人」ランキング1位、サンドウィッチマンの所属事務所の後輩で、ダブルイケメン漫才コンビ。
■ ガンバレルーヤ
『内村てらす』(日本テレビ系)への出演をきっかけに、シンデレラロードを駆け上がった、まひる(25歳)とよしこ(28歳)からなるコンビ。2018年には『世界の果てまでイッテQ!』(同系)準レギュラーに抜てきされる異例のスピード出世で、認知度は格段に高まった。2人の間に流れるのんびりした雰囲気が天性の魅力だが、自称・小雪似のよしこは、マイペースなまひるにキレて「クソが!」と暴言を吐いてしまう一面も。
■ レインボー
池田直人(25歳)は、秋元康プロデュースの吉本坂46のメンバーで、イケメン担当。コントで演じる女装は卓越した仕上がりだ。女性役の池田が自身について「キレイじゃないよ」とこぼすと、相方の実方孝生(29歳)がすかさず「キレイだ」と呼応するドラマチックな男女コントを披露し、2018年放送の『ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP』で優勝。前年には、ブルゾンちえみwith Bがこの番組での優勝をきっかけに大ブレークしており、彼らにも期待がかかる。
以上、甲乙つけがたい7組の平成生まれ芸人を紹介した。