【写真】エミー賞19ノミネート『チェルノブイリ』フォトギャラリー
今年5月よりアメリカやイギリスで放送され、その衝撃的なテーマと作品としての完成度の高さで話題を集めた本作は、1986年4月26日に旧ソビエト社会主義共和国連邦のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故の真実に迫る実録ドラマ。
旧ソビエト政府に調査を委任された科学者ヴァレリー・レガソフ役をジャレッド・ハリス、ゴルバチョフ書記長に現場の対応を任された副議長ボリス・シチェルビナ役をステラン・スカルスガルドが担当。事故の真相解明に奔走した多くの核物理学者たちからインスパイアされた、架空のキャラクターである核物理学者ウラナ・ホミョク役をエミリー・ワトソンが演じる。監督は海外ドラマ『ウォーキング・デッド』や『ブレイキング・バッド』のエピソード監督を担当したヨハン・レンク。
綿密な取材に基づき、廃炉となったリトアニアの原子力発電所でロケを敢行して緊迫の一部始終を描き上げた本作は、アメリカのIMDbのレビューにて、大ヒットドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』を超えて海外ドラマ史上最高評価となる9.7点を獲得している。
第71回エミー賞では、リミテッドシリーズ部門にて、作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞(ジャレッド)、助演女優賞(エミリー)、助演男優賞(ステラン)ほか計19ノミネートされている。
海外ドラマ『チェルノブイリ』(全5話)は、BS10スターチャンネルにて9月25日より独占日本初放送。