【写真】「まんぷくヌードル」が登場したなつが仲さんに退社の意向を伝えるシーン
帰省中のなつ(広瀬すず)から、新しい企画に参加したいと言われた坂場(中川大志)は、すぐに企画書を書き上げる。舞台は北海道、ささやかな日常を懸命に生きる開拓者たちの話だと言う。マコプロに企画を提出すると、麻子(貫地谷しほり)は、なつが作画監督ならば、企画を進めると坂場に告げるのだった。一方、なつは、これまで育ててもらった仲(井浦新)に、東洋動画を辞めたいと告げると…。
なつは意を決して仲に「実は辞めたいんです。この会社を辞めようと思ってます」と打ち明ける。他の会社でアニメーターを続けるというなつに仲は「そうかぁ…君もかぁ…」とつぶやく。これになつが「申し訳ありません」と頭を下げると「私は仲さんのおかげで、皆さんにも力になってもらって、この会社で仕事を続けることができました。それを裏切ることになります」と説明する。
しかし仲はなつの決意を肯定するような穏やかな調子で「その選択は裏切りじゃないよね」と語ると「アニメーターは、もう、一つの会社にこだわっている時じゃない。それより一つの作品にこだわるべきだろう」と理解を示す。この仲の言葉に「仲さん、いい人だ。
仲の言葉を聞いたなつは「私、仲さんの弟子で良かったです」と一言。これに仲が真剣な表情になり「弟子かぁ…弟子なら話が違ってくるな」と話すと「それはやっぱり裏切るだよ」と言い放つ。驚いたなつが呆然としていると、仲は彼女に顔を近づけ「冗談だ」と断言する。このシーンに対してネット上には「仲さんの冗談キッツイ笑」「仲さんの真面目さと人の良さがにじみ出ている」といったツイートも寄せられていた。
またこの仲とのシーンで、後ろの社員が朝ドラ前作の『まんぷく』で主人公が開発をした「まんぷくヌードル」を食べているということも話題に。SNSでは、「仲さんと話してる時、後ろのエキストラさんたちが食べてるの、まんぷくヌードルのデザインやないかーい!この時昭和48年、まんぷくヌードルが歩行者天国で売れ始めたのが46年なので、時代もバッチリ!」と検証するコメントも投稿され、反響を呼んでいる。