【写真】上野樹里、トラウマを克服する瞬間 『監察医 朝顔』最終話より
朝顔(上野)の元に、茶子(山口智子)から大規模な土砂災害に対し、興雲大学法医学教室に応援要請があったという連絡が入る。
災害が起こった山梨県の現場に災害対策本部が設置され、そこへ土砂に巻き込まれた人々の遺体が運び込まれてくる。土砂に塩素ガスが含まれていた可能性を平(時任)から聞かされていた朝顔は、茶子と共に遺体の解剖を始めることに。幼なじみの妻・結衣(松長ゆり子)の遺体に接して以来、手の震えにより執刀ができなくなっていた朝顔だったが、今回の土砂災害が人災である可能性を究明するために解剖に挑む。朝顔が真剣な表情で解剖を行う姿が映し出されると、ネット上には「メス握れてる!!手が震えてない!!」「ほんとに良かったね涙」といった声が集まった。
朝顔は災害対策本部での仕事を終え帰宅。夫の桑原と顔を合わせると、母の故郷である東北の仙ノ浦で行われる灯ろう流しに参加したいと切り出す。家族4人で初めて東北を訪れることになった朝顔。家族を乗せた列車が仙ノ浦駅に到着し朝顔がホームに降り立つと、彼女はその場に立ち止まる。朝顔は、かつて駅に着いても歩き出せなかったことを思い出しつつも、ゆっくり歩みを進める。
仙ノ浦の実家へ赴き、朝顔は祖父の浩之(柄本明)やつぐみ(加藤柚凪)らと団欒の時を過ごす。震災後、初めて過ごす家族の時間に浩之や平、朝顔は亡くなった里子(石田ひかり)の存在を感じる。朝顔は東北の海を前に里子を思い「やっと…やっと帰ってこれたよ」と語りかける。母の死を受け入れた朝顔の姿に「もう涙腺崩壊や」「大号泣なう」「涙止まらない…」「ヤバい泣ける」などの投稿がネット上に殺到した。