【写真】映画『Knives Out(ナイブズ・アウト)』(原題)トロント国際映画祭でのキャスト・スタッフ
本作は、ライアン監督がオリジナル脚本を手掛け、自身が10代の頃からファンだというミステリーの女王アガサ・クリスティーに捧げるエンターテインメント・ミステリー。ニューヨークの豪邸で起きた世界的ミステリー作家の密室殺人事件の謎を、名探偵が紐解いていく。
名探偵ブノワ・ブランを不敵な笑みを湛えて演じるのは、『007』シリーズの最新作も控えるダニエル・クレイグ。『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ役で世界的な人気を獲得したクリス・エヴァンスが、本作ではスーパーヒーローから一転し、周囲を罵倒し強烈なインパクトを残す一家の放蕩息子を演じている。
正統派ミステリーに独自のユーモアと、現代社会への鋭い視点を盛り込み最後まで観客を翻弄する本作についてライアン監督は「アガサの推理物の要素を全部詰め込もうとした。豪華キャスト勢ぞろいで、ヒッチコックのスリラーの要素も絡めながら、設定は現代のアメリカになっている」と語っている。
ニューヨークの豪邸で世界的ミステリー作家の85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル)は、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることに。パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者。調査が進むうちにブノワが家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく。
海外版予告編では、ダニエルやクリスのほか、アナ・デ・アルマス(『ブレードランナー2049』)、ジェイミー・リー・カーティス(『ハロウィン』)、トニ・コレット(『ヘレディタリー/継承』)、ドン・ジョンソン(『ジャンゴ 繋がれざる者』)、マイケル・シャノン(『シェイプ・オブ・ウォーター』)、キース・スタンフィールド(『ゲット・アウト』)、キャサリン・ラングフォード(NETFLIX『13の理由』)、ジェイデン・マーテル(『IT/イット“それ”が見えたら終わり』)、クリストファー・プラマー(『ゲティ家の身代金』)ら豪華キャストが登場し、一癖も二癖もあるキャラクターを演じている姿が収められている。いったい真犯人は誰なのか。
場面写真には、事件の真相と家族の秘密を暴いていくブノワとエリオット警部補らの姿が写し出されている。
映画『Knives Out(ナイブズ・アウト)(原題)』は2020年1月より全国公開。