女長澤まさみが、2020年5月に東京・新国立劇場で上演される『ガールズ&ボーイズ ‐Girls & Boys‐』で、1人芝居に初挑戦することが発表された。

【写真】長澤まさみ、セクシーシーンの嵐

 本作は、2018年ロンドンにて英国アカデミー賞女優キャリー・マリガンによって初演された。
1人の女性が空港で出会った人物と恋に落ちて結婚するが、幸せなはずの生活が突然崩れ始めるという物語の中で、現代社会におけるさまざまなゆがみが描かれる。ロンドンで初演を見た新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子が上演権を獲得し、日本で演じる最初の人物として長澤を指名した。演出は蓬莱竜太。

 長澤は2000年1月に第5回「東宝シンデレラ」でグランプリを受賞しデビューして以来、2020年で女優生活20年を超える。本作への出演にあたり、「実際、一人芝居のオファーを貰うなんて思いもしなかった訳ですが、私自身の成長を楽しんで下さっている観客の皆さんに面白がって貰える様、この機会を恐れずに先ずは試してみようかなと思っているというのが正直なところです。演出の蓬莱さんをはじめ制作スタッフやチームの皆さんと一緒に同じ方向を向いて歩いて行けたらと思います」とのコメントを寄せている。

  小川は本作への長澤の起用について、「素晴らしい作品ではあるけれど、演じる俳優にとってかなりハードルが高いことは間違いない。そして誰にこの難役とも言える主人公を演じてもらえばいいのか…? 劇場スタッフとも話し合った末に出した結論は、長澤まさみさんなら生き生きと、繊細さと力強さの両面を持ったこの主人公を演じてもらえるのではないかということでした」と話している。

 舞台『ガールズ&ボーイズ ‐Girls & Boys‐』は、東京・新国立劇場 小劇場にて2020年5月上演。
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