【写真】今年の抱負を明かしたハロプロ・各グループメンバーほか新春公演の模様
本番直前、報道陣を前にした囲み会見には譜久村のほか、アンジュルムのリーダー・竹内朱莉やJuice=Juiceのリーダー・金澤朋子、こぶしファクトリーの井上玲音、つばきファクトリーの岸本ゆめの、BEYOOOOONDSの山崎夢羽が登壇。直筆の書道による各グループの抱負を、一人ひとり紹介した
モーニング娘。'20の目標を「鼠は大黒天の使い」とした譜久村は「鼠は福の使いと呼ばれていて、私自身も年女なので、グループやハロプロへ福を呼び込めれば」と説明。書道では三段の腕前を持つというアンジュルムリーダー・竹内が掲げたのは「努力」。昨年は「続々と人が卒業していくという前代未聞の事態となり」と初代リーダー・和田彩花や、同期の勝田里奈や中西香菜が卒業したことを憂いながらも、この日のライブで発表された、約4年ぶりとなる新メンバーオーディションにふれながら「先輩らしく努力して、いつにないアンジュルムを作りたい」と目標を語った。
また、グループの抱負を「和」としたJuice=Juiceリーダー・金澤は「東京五輪のある今年は自分たちなりの和が詰まった『地団駄ダンス』をはじめ、昨年のように海外のライブを通して日本文化を発信していきたい」と宣言。こぶしファクトリーの井上は「グループ名の春を告げる花・辛夷(こぶし)のように、一年を通して咲き続けたい」と「咲」を披露。つばきファクトリーの岸本は「個人的に昨年は一発ギャグに挑んでいました」と振り返りながら「挑」を掲げ、「後輩のBEYOOOOONDSが勢い付いているので、負けないよう存在感を示したい」と意気込みを明かした。
話題にのぼったBEYOOOOONDSの山崎は、昨年末にデビューシングルでレコード大賞最優秀新人賞を獲得したことなどにふれ、「デビューしてさらに飛躍できた年でしたが、今年は昨年以上にビヨーンとしたい」と、グループ名の響きにちなんだ抱負を「伸びーる」という文字で表現。
そして、昨年の発表を受けて注目される「今年から公演中におけるジャンプ禁止」にも話題が及び、竹内は「どんなライブになるかは不安ですけど、私たちの『大器晩成』など、これまで飛んでいた曲をどうしようかと話し合いました」と吐露。岸本が「足を地面に付けたまま、いったんしゃがんでから伸びるのはどうかと思って」と話し、譜久村が「反対にバウンドするように下がるのは?」と提案すると、竹内が「ジャンプしないと体力も続くので、これまできつかった人にもメリットがあるかも」と答え、報道陣の笑いを誘っていた。
この日行われたのは、2パターン用意されている公演の「side A」。ハロプロ研修生を含む各グループがみずからの楽曲を輪番でパフォーマンスしたほか、ハロプロに継がれる楽曲をシャッフルユニットで歌い上げるコーナーなどを展開し、前25曲を披露した。
「Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [ ]~side A/side B~」は、5日まで同所で行われるほか、2月24日札幌公演まで全国7会場をまわり、全25公演行う予定。