イ・ヨンエ、『親切なクムジャさん』以来14年ぶりスクリーン復帰　ビジュアル解禁 (2020年1月10日)

ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』に主演し、日本でも圧倒的な知名度を誇る韓国女優、イ・ヨンエのスクリーン復帰作となる映画『ブリング・ミー・ホーム（原題）』が、9月に公開されることが決定。併せてティザービジュアルが解禁された。【写真】イ・ヨンエが怪演『親切なクムジャさん』（2005）フォトギャラリー 2005年のパク・チャヌク監督作『親切なクムジャさん』で、それまでの清楚なイメージを覆す役を演じ、韓国最大の映画の祭典である青龍映画賞や、シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し、名実ともに韓国を代表する女優となったイ。2009年に結婚、その後出産し、子育てのため芸能活動を休止していた時期もあったが、今回14年の時を経て映画のスクリーンにカムバックする。 監督と脚本を務めたのは、本作が監督デビュー作となる新鋭キム・スンウ。イは、6年前に失踪した息子を探し続ける母親役を熱演する。 本作について、昨年日本でも公開されスマッシュヒットを記録した韓国映画『工作 黒金星（ブラック・ヴィーナス）と呼ばれた男』のユン・ジョンビン監督は、「イ・ヨンエはカムバックに正しい映画を選んだ。この映画はあなたを虜にし、心を溶かしてしまうだろう」とコメントを寄せている。 併せて解禁されたティザービジュアルは、「愛する息子のために、母はどこまで強くなれるのか？」というコピーとともに、涙を流しながらも力強い視線をむけるイが大きく映し出されたもの。愛する息子を6年間探し続ける母の強さを感じさせる一方で、息子の失踪に悲しみや辛さを抑えきれない様子も垣間見ることができ、ブランクを感じさせないイの魅力が伝わるビジュアルに仕上がった。 映画『ブリング・ミー・ホーム（原題）』は9月全国順次公開。