Kis‐My‐Ft2の横尾渉宮田俊哉二階堂高嗣千賀健永が9日、東京グローブ座で実施された主演舞台『○○な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~』の報道陣向けの舞台稽古および囲み取材に出席。それぞれが、本作にまつわる苦労や兄弟役で組む相手に対する思いを語った。


【写真】横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永、舞台『○○な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~』囲み取材に出席

 本作は、2018年4月に横尾、宮田、二階堂、千賀の主演で、それぞれの人生における選択と、最終的にその人生がどのような末路を迎えることになるかを描いたドラマを、設定を一新し舞台化したもの。公演は、「月Side」(横尾・千賀)と「海Side」(宮田・二階堂)の2組に分かれ、横尾、宮田が兄・敏幸役、千賀、二階堂が弟・陽左志役に扮し、舞台の前半では1つの同じストーリーを2組が演じ、後半では月・海が別のストーリーに分岐し、それぞれが違ったエンディングを迎える。

 今回の囲み取材には、4人のほかに高橋ひとみと坂田聡が同席した。

 月Sideでカメラマン志望の陽左志を演じる千賀は、稽古は2組で「完全に別々」だと明かし、初めて見た海sideのストーリーについて「そんな末路に出るんだというビックリがあった。途中まで一緒だけど、ある一個の点をきっかけに別れていく」と解説。「(同じ舞台作品を)初めて4人でやらせていただく。つまずくこともあるかもしれないけど、最後までやりきりたい」と意気込んだ。

 海Sideで敏幸に扮する宮田は「フタを開けてみたら、(両組の)感じが全然違いましたね」とコメント。横にいた二階堂は、両組が前半部に同じストーリーを展開することに触れて「楽屋で宮田さんが、横尾さんのお芝居を見て『おれもう、分からなくなってきちゃってる…!』って」と暴露。それを受けて宮田は「途中までは脚本がまったく同じ。自分の捉えてきた敏幸という役と、横尾さんが捉えた敏幸が違った。『同じ脚本でも、人が違うとこんなにも違うんだ』って思いましたね」と話した。


 千賀は、兄・敏幸役の横尾について「普段から(横尾が)お兄ちゃん的なポジションだと思っている。けっこうすぐ(兄弟関係に)入れました」とニッコリ。

 一方の二階堂は、横尾と同じ兄役の宮田を見て「お兄ちゃん感がゼロ(笑)。普段から、宮田俊哉自体がお兄ちゃん感がゼロ!」と連呼。宮田が「ゼロか!?」と訴える中、二階堂は本作のオファーを受けてから「キスマイの宮田俊哉、舞祭組(ぶさいく)の宮田俊哉というより、“お兄ちゃん・宮田俊哉”として常日頃思っていました」と説明。しかし、報道陣から「(宮田がお兄ちゃんに)見えました?」と問われ、「まだ、見えてない!」と即答。周囲を笑わせていた。

 舞台『○○な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~』は、東京グローブ座にて2月9日~3月15日まで上演。
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