【写真】鉄男役の込江大牙11歳
本作は「栄冠は君に輝く(全国高等学校野球選手権大会の歌)」や「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」などで知られる作曲家・古関裕而氏をモデルに、音楽で人々を励まし、心を照らした夫婦の波乱万丈の人生を描く。
作曲の楽しさにのめり込むようになった裕一。彼はある日、三郎(唐沢寿明)から楽譜を買ってもらう。しかし、そこへ突然いじめっ子が現れ、裕一から楽譜を取り上げる。楽譜を奪い返そうといじめっ子に立ち向かう裕一。いじめっ子に腹を蹴られ怯む裕一だったが、勇気を振り絞り「返せ!」と叫ぶ。
これに怒ったいじめっ子が楽譜を破こうとした瞬間、遠くから「やめろ!」という声が聞こえる。裕一が声の方を振り返ると、そこには生徒から“ノギ大将”のあだ名で恐れられるガキ大将・鉄男の姿があった。楽譜を奪い取った鉄男が「帰れ」と命じると、いじめっ子はさっきまでの威勢が嘘のように「はい…」とつぶやきその場を立ち去っていく。
不思議に思った裕一が「どうして?」と尋ねると、鉄男は「初めて、本気で声出したな」と話し「勘違いすんな。その声に免じて助けてやっただけだ」と答える。
このシーンにネット上には「裕一の意識が変わったね」「裕一がんばったら大将が助けてくれた…」といった投稿が集まり、さらに鉄男に対して「か、かっけぇ~~っ」「ノギ大将イケメン!」「カッコよすぎ」などのコメントが相次いだ。