【写真】クセが強い! 古川雄大演じる“ミュージックティーチャー”御手洗清太郎
豊橋で暮らしている音(二階堂ふみ)は、歌手になる夢を叶えるために、海外から帰国した歌の先生・御手洗清太郎(古川雄大)の教室を訪ねていた。
音の歌声を聴いた御手洗は立ち上がり拍手をしながら笑顔で「マ~ベラス! ファンタスティック!」と称賛すると「アナタには見込みがあるわぁ。私の教室に通いなさい」と優しく語りかける。音が感激した様子で「先生!」と応じると、御手洗は「先生はやめて。堅苦しいの嫌いなの。私とあなたはフレ~ンズよ…」と、ピアノの前に座り直す。
古川演じる御手洗の登場に、ネット上には「先生、優雅だけどクセが強い」「またナイスなキャラクター出てきたね」といった声が集まった。
御手洗をなんと呼んだらいいか困る音に対して、彼は「そうねぇ…」と考え込むと、ハッとひらめいた表情になり「ミュージック・ティーチャーと呼びなさい」と一言。音が「みゅーじっく…ちーちゃー?」と復唱すると、御手洗は「違う…」と発音をレクチャー。音も彼を真似するように目を見開いて「ティ…ティ…」と“ティーチャー”の発音を練習する。
2人のコミカルなやりとりに、ネット上には「朝から「ミュージック ティーチャー」で爆笑してしまった…」「元気出たわ」などのコメントが相次ぎ、御手洗役でNHK連続テレビ小説初登場となった古川についても「突然の古川雄大くんで嬉しいやら面白いやら」「強烈な爪痕残した」といった投稿も寄せられた。■オーバーにやりすぎないよう、なるべくナチュラルに
古川演じる御手洗清太郎は、音楽を学ぶため、ドイツに留学した経験があるという役どころ。演じる古川からコメントが届いた。
「御手洗はトランスジェンダーなので、演じる時には“同性が好き”ということを誇張しすぎないように意識しました。実は最初に御手洗の台詞を台本で読んだ時は、とてもハイテンションで可愛らしい印象を受けました。ですがオーバーにやりすぎないよう、なるべくナチュラルにみなさまに自然に受け入れてもらえるような人物にしたかった」という。
さらに「跳んでいるキャラはエネルギーが必要だなと感じました。この先に明らかになっていく御手洗の過去があり、ドイツ留学を経て得た経験、憧れからこのようなキャラクターになっていると思います。 そして、音さんと裕一さんにエールを送りパワーを与える存在だと思うので、このキャラクターの内面をしっかりと見せていきたいと思って演じています」と意気込みを語る。
最後に今後注目してほしいポイントについて、「御手洗自身はとても感情表現が豊かで、外国への憧れや、自分自身の夢など、常に自分がステージに立っているような感覚で日常を過ごしている人物です。ですが昔はたくさん辛い経験をしていて、たくさんのエールを貰ってきているからこそ、今の御手洗がいると思います。 御手洗のエールが、音さん、裕一さんを通してドラマを観てくださっているみなさまに届くことを願っております」と思いを寄せた。