【写真】SF映画の金字塔『バック・トゥ・ザ・フューチャー』フォトギャラリー
今年で誕生35周年を迎えるSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、1985年に1作目が公開され、全世界で爆発的大ヒットを記録。続編のPART2(1989)、PART3(1990)も大ヒットとなり、1980年代を代表する作品となった。
6月12日放送の1作目『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、高校生のマーティ(マイケル・J・フォックス)が、友人の科学者ドク(クリストファー・ロイド)の作ったタイムマシン・デロリアンで30年前にタイムスリップ。そこで若き日の両親と出会い、将来の母親に好かれてしまう。このままでは歴史が変わり、自分が存在しないことに…。果たしてマーティは無事に両親の仲を取り持ち、元の世界に戻ることができるのか。
2作目『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(6月19日放送)では、マーティが今度は30年後の未来へ。しかし、父のライバル・ビフにタイムマシンを悪用され、1985年の世界はビフが支配する荒廃した街に変貌してしまい…。シリーズ完結編『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(6月26日放送)では、タイムマシン・デロリアンと共に消えたドクを追って、マーティが今度は100年前の西部開拓時代へとタイムスリップする。
今回放送する3作の日本語吹き替え版は、主人公マーティを山寺宏一が演じるバージョンで、これが地上波初放送となる。山寺の20代の頃の若々しい声や演技も聴きどころだ。ドクの声は2012年に亡くなった青野武さんが演じている。
一方、地上波初放送となる7月3日の『レディ・プレイヤー1』は、スピルバーグが圧倒的なビジュアルで描いたSFアドベンチャー超大作。時は2045年。誰もがなりたい自分になれるバーチャル・リアリティーの世界「オアシス」を舞台に、全人類による56兆円を巡る争奪戦が始まる。
ガンダムやメカゴジラ、『AKIRA』の金田バイクからハローキティまで、日本の映画や漫画に登場するキャラクターや乗り物、そしてキングコングやホラー映画『チャイルドプレイ』の殺人人形チャッキー、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンが登場するなど、スピルバーグ監督だからこそ実現した80年代カルチャーへのオマージュにあふれた作品だ。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作は日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』(毎週金曜21時)にて6月12日より3週連続、『レディ・プレイヤー1』は7月3日放送。