漫画家・安野モヨコのデビュー30周年を記念して、創作の軌跡をたどる展覧会「ANNORMAL」が世田谷文学館にて開催中。展示中の原画と展覧会公式図録『安野モヨコ ANNORMAL』(小学館)のビジュアルが一部公開された。


【写真】『花とみつばち』『さくらん』『シュガシュガルーン』…安野モヨコ人気作品の原画を公開

 『ハッピー・マニア』『シュガシュガルーン』『さくらん』『働きマン』など数多くのヒット作を生み出した漫画家・安野モヨコ。男と女それぞれにとっての恋愛、あるいは社会人の現実と少女の空想世界といった、相反するテーマを描き分け、多くのファンを生んだ。

 安野モヨコ展「ANNORMAL」では、振幅の大きい作品世界を、「女」と「男」、「荒」と「和」、「美」と「醜」、「夢」と「現」などのテーマごとに、初期作品から最新作までの作品原画を中心に紹介する。

 なお、展覧会公式図録『安野モヨコ ANNORMAL』も発売中。人気作品の原画や設定資料、夫・庵野秀明のメッセージ、安野本人のロングインタビューに加え、2017年「FEEL YOUNG」掲載の読切版『後ハッピーマニア』、衝撃の自伝的漫画『よみよま』『東京番外地』などが収録されている。現在重版がかかるいほどの人気で、SNSでは「本当にすごい本」「グッとくる」「豪華すぎる」など賞賛の声が相次いでいる。


 安野モヨコ展「ANNORMAL」は、世田谷文学館にて7月1日より9月22日まで開催。8月10日、9月21日以外の毎週月曜日と8月11日は休館。公式図録『安野モヨコ ANNORMAL』は小学館より発売中。価格は2700円(税別)。