荒木飛呂彦の漫画『岸辺露伴は動かない』シリーズが、俳優・高橋一生の主演で実写ドラマ化され、NHK総合にて12月28~30日に3夜連続放送されることが決まった。
【写真】漫画のキャラはこんな顔 「別冊マーガレット」表紙に登場した岸辺露伴
本作は、コミックス100巻以上、累計発行部数は1億部を超える荒木の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から派生した『岸辺露伴は動かない』シリーズを原作とした特集ドラマ。
主人公・岸辺露伴は、相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、さらに書き込みを行って指示を与える特殊能力を持つ漫画家。自らも露伴のファンだという高橋が露伴を、飯豊まりえがその相棒の女性編集者・泉京香を演じる。そのほか、中村倫也、柴崎楓雅、森山未來、瀧内公美が出演する。
28日放送の第1話は「富豪村」。周囲から隔絶された山奥に豪邸が11軒ある「富豪村」が存在した。所有者は各界で成功した大富豪ばかりだが、いずれも20代でこの村の土地を所有してから成功しているという。ただし、条件をクリアしないと買うことが許されないらしい。ことの真偽を確かめるべく、露伴は新人の担当編集・泉京香と共に富豪村に赴く。そこで課されたのは奇妙な試験だった。それは「マナー」。マナーに寛容はない。
29日放送の第2話は「くしゃがら」。露伴は同僚の漫画家・志士十五(森山未來)から奇妙な相談を受ける。担当編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。しかしネットにもどんな辞書にも意味は載っていない。使うなと言われると使いたい。だが意味を知らないと使えない。「好奇心」の魔物にむしばまれ、十五は心身に異常をきたす。露伴が彼を「本」にすると、そこには袋とじページが。袋とじの中に何かがうごめいていて…。
30日放送の第3話は「D.N.A」。
特集ドラマ『岸辺露伴は動かない』は、NHK総合にて12月28~30日各22時放送。