木村拓哉が主演を務めるスペシャルドラマ『教場II』(フジテレビ系)の前編が3日に放送され、前作にも登場した巡査の宮坂(工藤阿須加)を襲う悲劇に、ネット上には「これはつらい…」「宮坂さんめちゃ推してたのに。まじ号泣」といった反響が寄せられた。

※以下ネタバレを含みます。ご了承のうえ、お読みください。

【写真】“漆原”矢本悠馬ら、風間教場200期には個性的な生徒がずらり

 本作は、2020年1月に放送された『教場』に続く、長岡弘樹による同名小説シリーズのドラマ化第2弾。神奈川県警察学校を舞台に、木村演じる“最恐”の教官・風間と、警察官を目指す生徒たちの人間模様を描いていく。

 198期の風間教場を卒業した宮坂は、指導員として仮入校期間の200期の指導を担当していた。宮坂は200期の中でも副教官に叱られてばかりの漆原(矢本悠馬)に目をかける。
200期の入校式終了直後、宮坂は怯えた様子の漆原を呼び止めると「最初からできるやつなんていない。俺もそうだった」と穏やかな笑顔で語りかける。

 200期の教練がスタートし、宮坂は交番勤務に復帰。200期生徒の中でも漆原は遅刻が頻発するなど問題行動が目立つ。休み明けのある日、漆原は門限ギリギリに錯乱した状態で警察学校へ戻ってくる。その後も落ち着かない様子で学校内の掲示板を見回るなど不審な行動が続く。


 そんな中、風間は学校長の四方田から防犯カメラの映像を入手。そこには信号が故障した交差点で交通整理を行う宮坂が猛スピードで突入してきた乗用車に轢かれる瞬間が収められていた。映像には事故の直前、警察学校へ急ぐ漆原に声をかける宮坂の姿も記録されていた。

 事故の後、宮坂が死亡したことが明かされると、ネット上には「これはつらい…」「衝撃的すぎたし悲しすぎるよ」「突然すぎてびっくりした」などの声が殺到。さらに宮坂の殉職を聞きつけ、宮坂とともに198期で学んだ楠本(大島優子)、菱沼(川口春奈)、日下部(三浦翔平)らが駆けつけ、同期の死を弔うという展開に、ネット上には「涙止まらない」「宮坂さんめちゃ推してたのに。まじ号泣」「涙腺崩壊したわ」といったコメントも相次いでいた。