TOKIOの長瀬智也が主演を務め、宮藤官九郎が脚本を手掛けるドラマ『俺の家の話』(TBS系/毎週金曜22時)の第2話が29日に放送され、戸田恵梨香扮する介護ヘルパーのさくらが自身の正体を告白すると、ネット上には「開き直る後妻業とか新しい」「ド正論すぎて最高のオンナ」といった反響が巻き起こった。
【写真】着物姿の“さくら”戸田恵梨香 『俺の家の話』第2話より
本作は、ピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のため現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んでバトルを繰り広げるホームドラマ。
過去に3人の老年男性をヘルパーとして、そして交際相手として介護し、男性の死後に多額の遺産を手にしていたさくら(戸田)。その証拠を掴んでいた踊介(永山絢斗)は寿三郎(西田敏行)に「3人とも遺言状書かされて、遺産ガッツリ持ってかれてんの。で、あなたが4人目…Dさん」と指摘。過去の男性の写真を次々と指差しながら「Aさん、Bさん、Cさん、Dさん!騙されてんの!!」と言い放つ。
しかし寿三郎は「ただただ、さくらちゃんにそばにいてほしい…それだけ!!」と声をあげると、そばにいたさくらは微笑みながら「シンノスケさんもそうおっしゃってました」とポツリ。これに寿三郎が「誰ですかそれは…?」と尋ねると、さくらは「Aさん」と即答。
その後、さくらは初めて介護したガン患者・Aさんとの日々を振り返る。さくらは、自分が献身的にAさんを介護したことから、Aさんの寿命は余命半年から1年に伸びたと明かす。Aさんは息子たちが介護を押し付けあったり、遺産相続の件で揉めるのを避けるため、遺産の全てをさくらに譲ると言い出し、遺言状も書き換えたとのこと。
さくらは「私は寂しい老人を慰めて、それに見合った対価をいただくだけの女です」と主張。そして「騙すつもりはない。遺産目当てじゃ決してない。
さくらの言葉にネット上には「開き直る後妻業とか新しい」「正直といえば正直」「さくらちゃんにすべて賛同できないけど完全には否定できない」などの声が殺到する一方で「それだけの対価をもらう権利はあるな」「さくらちゃんド正論すぎて最高のオンナだな」「したたかで強くて信念あってサイコー」といったコメントも相次いだ。

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