女優の高岡早紀が主演するドラマ『リカ~リバース~』(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜23時40分)の第1話が20日に放送され、前作『リカ』の主人公・リカの母親を演じる高岡の演技に「怖すぎる」「相変わらず、狂気じみてて面白い」と反響が寄せられた。
【写真】母親“麗美”高岡早紀、狂気の裏の笑顔 『リカ~リバース~』第1話
本作は、五十嵐貴久の人気サイコスリラー小説『リカ』シリーズより、リカの少女時代を描いた『リバース』を実写ドラマ化。
東京の高級住宅地にある豪邸・雨宮家。この家で暮らす美しく華麗な主婦、麗美(高岡早紀)は、新しく家政婦協会から派遣されてきた花村幸子(福田麻由子)を笑顔で迎え入れる。「花村幸子と申します。22歳です」と自己紹介された麗美は、真顔で「雨宮麗美、28歳です」と言い放つ。この言葉に当惑する幸子に、麗美はいたずらっぽい笑顔を見せて「冗談よ…年は想像にお任せするわ」とぽつり。
前作でリカが自己紹介の際に口にしていたフレーズ「28歳です」が、冒頭に母・麗美の口からも放たれると、ネット上には「28歳の元ネタあったんだねw」「高岡さんの顔で『28歳』言われたら冗談に思えんのよ」などの声が集まった。
第1話の終盤、麗美はテストで100点満点を取ることができない娘の梨花(田辺桃子)と結花(山口まゆ)を部屋に呼び出す。麗美は2人を正座させると、90点台の答案用紙を前に「私たちは完璧じゃないとダメなのよ…」と怒りをにじませながら、自らの手首に何度も靴ベラを打ち付ける。麗美は自身の身体を傷つけながら「どうして…どうして…どうしてぇぇ!」と怯える娘を責め立てる。
麗美による鬼気迫る“お仕置き”に、ネット上には「これは自分が叩かれるより怖い」「親にこんなことされたらこれはこれで精神的にくる」「子どもを殴ると見せかけて自称行為を見せつける…やはりその辺のドラマとは格が違うな」といったコメントが相次いだほか、先週放送終了の『その女、ジルバ』とのギャップに「その女ジルバの温かい人生応援物語から、狂気しかないリカリバースって、大人の土ドラは振れ幅大きすぎ」という声も挙がっている。