『フリー・ガイ』ライアン・レイノルズ、村上春樹の影響でマラソン大会に出場 (2021年8月5日)

映画『フリー・ガイ』に主演する俳優ライアン・レイノルズが、作家の村上春樹に影響を受け、肉体作りのためマラソン大会に出場したことを明かした。【写真】ライアン・レイノルズ、妻ブレイク・ライヴリーと登場！ 『フリー・ガイ』ワールドプレミアにて 本作は、何でもアリなゲームの世界を舞台に、地味で平凡なゲームのモブキャラのガイが主人公＝ヒーローになろうとする姿を描く。ライアンが自ら現代版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と呼ぶ、新たな時代ならではの新感覚アクション・エンターテインメントだ。 主演を務めたライアンは、過去に映画『デッドプール』シリーズや『6 アンダーグラウンド』（2019）でド派手なアクションを繰り広げ、本作でもゲームの世界ならではの規格外なアクションを見せている。そのため、役作りには肉体作りのトレーニングが必要不可欠。 SFアクション『ブレイド 3』（2004）では、ヴァンパイア・ハンター役を演じるため、体重を10キロも増量し、ボディービルダーのような肉体を披露した。2010年には持ち前の肉体美が認められ、米国のピープル誌が選ぶ「最もセクシーな男」に選ばれ、その後も自身の代表作にもなった『デッドプール』シリーズや『6 アンダーグラウンド』と立て続けにアクション大作への出演が続き、アクションを得意とする俳優としての確固たるイメージも確立した。 そして本作でも、強盗・乱闘・不死身など何でもアリなゲームの世界が舞台だからこそできる規格外の今までにないアクションを見せているライアンだが、アクション映画への出演時は、毎日1日2時間のトレーニングや食事制限など常に肉体維持に取り組んでいるそうだ。 その詳細について、「トレーニングは、ウォーキングやランニングがメインだね。日本には、フルマラソンを何度も走った作家・村上春樹がいるよね？ 一番好きな作家で、彼に影響を受けて僕はニューヨークマラソンに出たんだ。彼の『走ることについて語るときに僕の語ること』は僕の愛読書で、何度も読み返しているよ」と、村上春樹からの影響を明かした。 世界最大のマラソン大会のひとつであるニューヨーク・シティ（NYC）・マラソンに挑戦した村上春樹が、40歳を過ぎても自身のベスト記録を更新、50歳を過ぎてもマラソンを続ける姿にライアンも影響を受け、彼もまたニューヨーク・シティ・マラソンに参加したのだという。 本作でのアクションについて、ライアンは「この映画にはアクションがたくさんある。色んなシーンを撮影したけど、どれを見ても夢のようなシーンばかりだった。皆さんがこの映画を大スクリーンで胸に響くあの音響で体験してくれることが待ちきれないよ！」と語っている。 映画『フリー・ガイ』は8月13日より公開。

『フリー・ガイ』ライアン・レイノルズ、村上春樹の影響でマラソン大会に出場

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