俳優の山崎育三郎が、10月23日21時放送の土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 2021特別編』(フジテレビ系)のドラマパートで主演を務めることが発表された。山崎はシリーズ初出演。



【写真】山崎育三郎が主演する“ほん怖”「事故物件A」場面写真

 山崎が主演するのは、ドラマパートの一つ「事故物件A」。“事故物件”に住んでしまうサラリーマン・野々村陽介役を務める。

 急な転勤を命じられ、あまり深く考えず、安価で空いていたマンションに引っ越した陽介。妹の良美(堀田真由)と一緒に部屋の片付けをしていたとき、良美は机の上に置いてあった“物件案内”をふと目にしてしまう。そこには“心理的瑕疵(かし)あり”と書かれた文字が…。

 出社初日、慣れない仕事に疲れて帰ってきた陽介は、家に帰るとなぜか冷蔵庫の扉が開いていて、満タンだった麦茶のボトルが半分に減っていることに気付く。その後も、何度棚に戻しても落ちる時計、そこには壁から押し出されたかのような、この世ならざる人の顔のようなものが見え…。さらには、苦しくて眠れない夜に目を覚ますと、着物姿の女がおなかの上にたたずんでいたりと、次々に部屋の中で奇妙なことが起きる。

 心配した良美は陽介におはらいや浄霊を勧めるが、「今は仕事に慣れることが大事」と言い張って、あまり真に受けていない様子の陽介。しかしその夜、ついに女の霊が現れ…。恐怖におののく陽介は、霊能力を持つという雑貨店の女店主(山村紅葉)の力を借りて浄霊してもらうが、「その場しのぎにすぎない。今すぐにでも引っ越さないと、最悪命を落とすことになる」と言われる。
すぐさま引っ越しの準備をする陽介だが…。最凶最悪の“事故物件”で起きた悪夢の13日間が、陽介を最大の恐怖へと追い込む―。

 山崎は「数々の役者の皆さんが出演し、歴史ある『ほん怖』シリーズに参加できることをうれしく思いました。ホラー作品に携わる機会が少なかったので、未知なる世界にとてもワクワクしました」と心境を明かした。

 実はホラーは苦手だそうで、「久しぶりにホラー作品を読んで怖くなり、途中何度も台本を閉じてしまいました。“事故物件”で次々と巻き起こる怪奇現象に震えて、現在1人暮らしじゃなくて本当に良かったと思いました」と本音も語った上、「きっと皆さんも、いつもイメージしている僕とはまた違う一面を見ていただけると思いますので、そこも楽しみにしていただきたいです」と視聴者へメッセージを寄せた。

 土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 2021特別編』は、フジテレビ系にて10月23日21時放送。

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