二宮和也が主演する新春スペシャルドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジテレビ系/2022年1月3日21時)の追加キャストとして、俳優の堤真一音尾琢真今野浩喜の出演が発表された。堤は、主人公の日本海軍少佐・速水洋平(二宮)の上官・廣田正大佐役を演じる。



【写真】ドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』廣田正大佐役を演じる堤真一

 本作は、第二次世界大戦中に運命的な出会いを果たすことになる、厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちの国境を越えた友情と恋を実話に基づき描く。メガホンを取るのは、テレビドラマ初演出となるホイチョイ・プロダクションズの馬場康夫。主人公の厳格な日本海軍少佐・速水洋平を二宮、妹の早季子を有村架純が演じる。

 堤が演じる廣田は、超堅物な速水と違い、お気楽な雰囲気をまとうが、俯瞰(ふかん)で物事を捉える冷静さと的確な判断力を兼ね備え、部下の扱いにはたけている。速水のお堅い性格をうまく諭しながら、カッペリーニ号改め帝国海軍伊号第五〇三潜水艦の艦長に速水を抜てきし、帝国海軍のために働かせる。横文字が苦手でカッペリーニ号をよくカトリーヌ号と言い間違えるたびに速水に突っ込まれている。


 堤と二宮の共演は本作が初めて。堤は「二宮さんは、“真面目に役と向き合っているなぁ”と思いました。すごく楽しく撮影もできました」と振り返り、二宮の役に対する姿勢も称賛した。初共演とは思えないほど息ぴったりの上司と部下を演じる2人のコミカルな共演シーンは見どころだ。

 同じく日本海軍で働く仲間として、速水の部下・尾上克郎大尉役を音尾琢真、速水の同期の阿部虎太少佐役を今野浩喜が演じることも発表された。音尾が演じる尾上は、義理人情に厚く、熱い大和魂を持ち、誰よりも速水のことを尊敬している。
今野演じる阿部は、速水のことを一方的にライバル視しており、また、イタリア人を敵国人として執拗(しつよう)に嫌い、攻撃的な態度を取る。名バイプレーヤーの音尾と今野が魅せる演技にも注目だ。

 新春スペシャルドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』は、フジテレビ系にて2022年1月3日21時放送。