俳優の神木隆之介と女優の柴咲コウがダブル主演を務める蜷川実花監督最新作『ホリック xxxHOLiC』より、魅惑的な映像が満載の特報が解禁。併せて追加キャストとして、DAOKO、モトーラ世理奈が出演することが発表されたほか、蜷川監督による撮りおろし特写も公開された。



【動画】実写『ホリック xxxHOLiC』特報映像

 原作は、創作集団・CLAMPの大ベストセラー同名コミック。小説化、アニメ化、実写ドラマ化、舞台化された人気コミックを、『ヘルタースケルター』『Dinerダイナー』の蜷川監督が、艶やかで華やかな圧巻のビジュアルで初めての実写映画化に挑んだ。

 「いらっしゃい。ここは願いを叶える店」。特報では、人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで孤独に生きてきた高校生・四月一日(神木隆之介)が、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる【ミセ】(店)に迷い込み、ミセの女主人・侑子(柴咲コウ)と出会うことで、不思議な運命に足を踏み入れていく様子が描かれている。

 映像にはさらに、四月一日の同級生で、アヤカシを祓う者・百目鬼(ドウメキ/松村北斗)、同じく四月一日の同級生でアヤカシに憑かれる者・ひまわり(玉城ティナ)も登場。
VFXで表現された“アヤカシ”の様子や、炎の中“アヤカシ”に向かって弓を構える百目鬼、幻想的かつエキゾチックな【ミセ】のビジュアルなど、魅惑的な世界観に彩られた特報となっている。

 また今回、新たな追加キャストも解禁。【ミセ】の女主人・侑子と一緒に暮らす謎の少女・マルダシ役に、独特の世界観で音楽シーンを彩り続けているアーティスト、DAOKO。同じく【ミセ】で暮らす少女・モロダシ役には、多くのファッション誌でモデルとして活躍する一方、女優としても唯一無二の繊細な存在感を放つモトーラ世理奈。侑子を慕い、四月一日になついていく、いつも二人で過ごす通称マル・モロを可愛らしく演じている。

 蜷川監督による撮り下ろし特写は2枚。
1枚目は四月一日、侑子、マルダシ、モロダシが妖しい雰囲気漂う【ミセ】にいる姿。2枚目は、四月一日、百目鬼、ひまわりの同級生3人組が、制服姿でクールな表情を浮かべる学校での一瞬を切り取ったもの。四月一日が【ミセ】と学校のふたつの世界でどのような物語を紡いでいくのか、期待が高まる特写となっている。

 本作の音楽を担当するのは、電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションなど、多岐に渡るジャンルで世界的に活躍する渋谷慶一郎。近年では映画『ミッドナイトスワン』の音楽を担当し、第75回毎日映画コンクール・音楽賞、第30回日本映画批評家大賞・映画音楽賞をダブル受賞し話題となった。本作では全編、先鋭的かつ壮大なエレクトロニック・ミュージックで、蜷川監督ならではの世界観をより激しく美しく彩っている。
さらに、ストーリーのキーとなる“アヤカシ”のサウンドデザインを、サウンドアーティストのevalaが担当している。

 映画『ホリック xxxHOLiC』は、2022年4月29日全国公開。