俳優の段田安則が主演を務め、2022年4月上演されるパルコ・プロデュース 2022『セールスマンの死』(東京・PARCO劇場)より、メインビジュアルとキャストコメントが解禁された。
【写真】『セールスマンの死』段田安則ソロビジュアル
過酷な競争社会、若者の挫折、家庭の崩壊を描き、トニー賞、ニューヨーク劇評家賞、ピューリッツア賞を受賞した近代演劇の金字塔となる本作。
演出は、英国有数の劇場で数々の演出作を手がけ、本作と同じくアーサー・ミラーの『プライス(対価)』が評判となり、日本では2020年にサイモン・スティーヴンスの新作戯曲『FORTUNE』のワールド・プレミアを開けたショーン・ホームズが担当。ショーンと共に、新進気鋭の女性美術・衣裳デザイナー、グレース・スマートが、新たに作り上げる劇世界となっている。
ウィリー役の段田安則は「不朽の名作『セールスマンの死』を初めて見たのは20歳のときでした。それから40年以上の時を経て、私も主人公ウィリーとほぼ同年齢になりました。
リンダ役の鈴木保奈美は「セールスマンとはどんな男なのか。彼は何を売っているのか。その死は何を意味するのか。70年前と現代に共通する普遍的なドラマの中に、2022年ならではのテーマも見えてくるのではないでしょうか。尊敬する段田さんをはじめ、素敵な俳優さん達とご一緒できるお稽古の1ヶ月を想像しただけで、分不相応なご褒美をいただいている気分です。楽しみ過ぎて、どうしましょう」としている。
パルコ・プロデュース 2022『セールスマンの死』は、東京・PARCO劇場にて2022年4月5~29日、長野県松本市・まつもと市民芸術館主ホールにて5月3日、京都市・ロームシアター京都メインホールにて5月7・8日、愛知県豊橋市・穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホールにて5月13~15日、兵庫県西宮市・兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールにて5月19~22日、北九州市・北九州芸術劇場大ホールにて5月28・29日上演。