俳優の松本潤が30日、都内で、この日より公開の主演作『99.9‐刑事専門弁護士‐ THE MOVIE』の初日舞台あいさつに香川照之杉咲花、木村ひさし監督とともに登壇。本作や2022年の抱負について語った。



【写真】松本潤ら集結 杉咲花「ビシッ!」ポーズも披露『99.9 THE MOVIE』初日舞台あいさつの様子

 本作は、2016年、2018年にTBSの日曜劇場で放送された『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズの劇場版で、松本演じる深山大ら個性豊かな弁護士たちが、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく新感覚のリーガル・エンタテインメント

 黒ドレスでしっとり登場した3代目ヒロイン・河野穂乃果役の杉咲を見て松本は「今のこのおしとやかな感じが、あれ(河野の演技)をやっているのはスゴいっすよね」とイジると、香川が「2秒くらいで(テンションの)スイッチ入るんですよ。今入れてみせますんで」とムチャぶり。杉咲は大声で「ビシッ!」と言いながらポーズを決め、観客の拍手を受けた。

 2022年の抱負を問われて松本は「とりあえず、生きることで精一杯。今忙しいんですよ…色々あって」とポツリ。
それでも「色々と、先々の準備と言いますか、やりたいと思っていることはあります。それこそ、香川さんにたぶんお願いすることになりますど、日本舞踊とか、和のものを勉強する時間もつくっていきたい。色々あるんで…」と意味深に回答した。

 ドラマ第2期の主題歌でもあるの「Find The Answer」が、本劇場版の主題歌に決定。松本はツイッターでトレンド入りして「ビックリした」と言い、「『Daylight』と『Find The Answer』は『99.9』のイメージとつながっている。今回映画やSPドラマで『別の曲を…』というのも想像がつかなかった。
このタイミングで、嵐の曲が、時間を経て、また違った聞こえ方をする風に皆さんに届いたらいいなと思った」とコメント。

 松本は映画最後に「Find The Answer」が流れることに触れて「すごく浄化される。あの曲が流れることで、自分の中では懐かしい感じもあるけど、ストーリーの中に新たな溶け込み方をしている。曲の新たな魅力を引き出してもらった」と感謝。香川が「いい話だったね~。たぶん、大野智さんとか泣いてんじゃないかな?」と言うと、松本は「そうね、見てるかな?」と笑った。


 『99.9‐刑事専門弁護士‐ THE MOVIE』は 本日より全国公開。