mixiで週刊少年ジャンプ(集英社)のマンガを批判した女性が話題になっている。女性は日記において「ナルトはもう死ね」「銀魂はひどい作画」「ダブルアーツは読みにくい」などなど、ジャンプのベテラン連載陣に対して痛烈な批判を展開。
さらには「何が面白いか。それを把握するのが編集長の仕事だろう」と編集長への提言で文章を結んでいる。これだけなら普通の読者の感想文なのだが、実はこの女性、今週のジャンプに読み切りマンガ『べるぜバブ』を掲載したマンガ家・田村隆平の恋人であることを公言しているのだ。こともあろうか、自分の彼氏が仕事をしている雑誌を堂々と批判してしまったわけだ。

 さらに女性は日記上に、ボツになった『べるぜバブ』のネーム(マンガの下描き)を掲載。日記によると掲載された作品には作者の田村自身も納得していないらしく「相方も『あんなマンガが描きたかったんじゃない』と言ってます。」などとしたうえで「編集部はばか者どもの集まり」と一刀両断。

また、「うちの相方もとにかく連載取れて、一年続いたら見切りつけるらしい。」と、田村隆平がジャンプに固執しない姿勢であることを示唆している。

 この日記が2ちゃんねるなどで注目され始めたのが、13日の未明のこと。ネットユーザーの間では「言ってることは正しいが、おまえが言っちゃダメ」「これは彼氏かわいそう」など、女性の軽率な書き込みに対する批判が続出。騒ぎに気づいたのか、数時間後には女性の日記は削除されたが、すでにネット上には当該日記や画像のコピーが大量に出回っており、誰もが閲覧できる状態になっている。

 mixiや2ちゃんねるを中心に、ネットへの不用意な書き込みによるトラブルが後を絶たない昨今だが、今回の騒動に誰よりも驚いているのは、マンガ家・田村隆平本人かもしれない。



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