18日、とんねるずの木梨憲武(53)と俳優の水谷豊(62)が、テレビ朝日の特番『豊さんと憲武ちゃん! 旅する“相棒” 伊豆ドライブ編』でタッグを組んだ。

 番組は『相棒season13』の放送が3月に終わった水谷をねぎらおうと、木梨が、母の実家があった静岡・伊豆をナビゲートするという内容。

仕事のフィールドは違うが、2人は20年以上の親交があり、家族ぐるみの付き合い。最近は、週に4回もお茶をするほどの仲だとか。

「道中では、水谷が極度の方向音痴と明かされたり、木梨が水谷をコンビニに買い物に行かせ“パシリ”として使うなど、『相棒』で水谷が演じる杉下右京とはまったく違う素顔を引き出し、水谷ファンを喜ばせました。ですが、実際はドラマについてのすべての権限を持ち、“テレ朝の天皇”と揶揄されている水谷のイメージアップを図ろうとするためのヨイショ番組でしたね」(テレビ誌ライター)

 さらに、『相棒13』で3代目相棒役だった成宮寛貴(32)の卒業の話題になると、木梨が“新相棒”に猛アピール。

木梨「『相棒』の次の撮影は、いつからですか?」
水谷「あるとしたら、7月か8月かな」
木梨「じゃあ、夏頃スケージュール空けておけばいいですか?」
水谷「(ポカンとした顔で)……」
木梨「ネットで『次の相棒は木梨憲武』って出てて、マネジャーから『木梨さん、次の相棒やるんですか?』って本気で聞かれましたから。『お前にはまだ言えない』って言っておきましたよ」
水谷「……」

「番組が仕掛けた放送前の宣伝記事では、“新相棒”が誰になるのかが強調されていたので注目していたのですが、完全に肩透かしでした。
空回りだっただけでなく、水谷からなんの情報も引き出せていませんでしたね」(同)

 最近は「トークがつまらない」とネット上で“引退勧告”の声も上がっていた木梨だが、この痛々しいゴリ押しトークには、『相棒』ファンたちも、「そもそも木梨が候補に挙がっていたなんて話は聞いたことがない」「ナビゲーターなのにゲストを無言にさせるとは」「(成宮が犯人だった)あの最終回見たら、もう次は憲武でもなんでもいいや」とシラケまくり。

 新相棒には、反町隆史水嶋ヒロなどの名前が取り沙汰されているが、水谷の反応を見る限り、木梨が「4代目相棒」になることだけはなさそうだ。