ジャニーズのアイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の伊野尾慧が、人気AV女優の明日花キララとシンガポールの高級ホテルでデートしていたことが報じられたが、このホテルの界隈では「ネタ元がホテル関係者ではないか」という説が飛び交っている。

 2人が正月に宿泊していたというのは、アジア各国にも進出するシンガポールの高級ホテル、マリーナベイ・サンズ。

日本ではカジノ解禁法案を見据えた統合型リゾート構想のモデルケースとなっているほか、セレブご愛用とあって“富の象徴”といわれている。

 このサンズ、実は最近、日本観光客の誘致を急速に進めており、今年は日本のマスコミ関係者を招待していたほど。伊野尾の報道は女性週刊誌が9月27日に報じたものだが、その2日後、29日にはサンズの親善大使を務める元サッカー選手、デビッド・ベッカムが登場する大イベントを都内で開催していた。

「ちょうどホテルのPRを大々的に展開しているときに、そのホテルの宿泊客のスキャンダルが出たのは偶然とは思えない」

 当のホテル関係者からそんな声が出ているのは、関係者間で伊野尾と明日花のデート情報がかなり以前から漏れていたからでもある。

「我々の間でウワサになっていたぐらいなので、マスコミに漏れるのは時間の問題かなと思ってはいましたけど、おかしいのはタイミング。まるでサンズのPRに合わせたかのようですから……」

 そう話す関係者が怪しむのはホテル従業員ではなく、PRを請け負っている広告代理店の関係者だ。


「日本へのPR担当者はシンガポール人で、伊野尾の名前すらよく知らないっていう感じの方なんですが、間に入っているスタッフに熱狂的なジャニーズファンの女性がいるんですよ。Hey!Say!JUMPではなくKis-My-Ft2のファンで、前に玉森裕太をイメージキャラクターに採用する案をひとりで推していた人。個人のフェイスブックでは他のファンとジャニーズ情報を語り合っているような人だから、当然、伊野尾の宿泊に注目してないわけがないですし……」(同)

 もちろん、その証拠があるわけではないのだが、この密会情報が流れたのは女性週刊誌よりもずっと早い2~3月頃のこと。ファンの間でウワサとなり、その後にシンガポールに同行したともいわれる元グラビアアイドル大島みづきが「人生で一番辛くて怒りが止まらない」とツイートしたことから、明日花が伊野尾を寝取ったのではないかという見方まであった。ファンの間で知られていた1月の目撃情報が、そのずっと後、サンズの日本PRのタイミングで出てくるのは、たしかにサンズに絡んだ人物による意図的な情報漏れであってもおかしくはない。

「ファン情報だけで記事にしにくかったネタを、ホテル側の証言者が出てきたことで女性週刊誌が堂々と報じたってことはないですかね……」(同)

 真相はわからないが、いずれにせよ、この件でサンズがホテルのPR記事以外でも大きく話題になったのは確かだ。
ちなみに2人の熱愛はアジア各国でも「日本のアイドル男性が人気ポルノ女優とマリーナベイ・サンズに宿泊」と伝えられ、皮肉にも伊野尾と明日花の海外での知名度を上げる形になった。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)