中国安徽省にある24時間営業のネットカフェで、男が女性店員に向かって自分の下半身をしごき、顔射しようとする“未遂事件”が起こった。

 地元テレビの報道によると、事件が起こったのは4月7日の早朝4時半すぎ。

ネットカフェのパソコンでAVを見ていた男が我慢できなくなったのか、店内をウロウロしだした。そして、受付のカウンター前で下半身を露出すると、立ったままオナニーを始めたのだ。

 それだけではイケそうになかったのか、男はしばらくカウンターにいる女性店員の様子をうかがった。そして、店員がすっかり寝入っているのを確認すると、大胆にもカウンターの中に入り、横になっている店員の脇に立ち、顔面に向かって再びオナニーを始めたのだ!

 ただならぬ気配に気づいたのか、、目を覚ました店員が男のほうを見ると、男は慌ててその場を離れ、あたかもカウンターにある飲み物を取りに来ていたかのような動作を始めた。

 だが、一部始終は監視カメラによって撮影されていた。映像を確認した店員は、すぐさま警察へ通報。
男はすでに逃走した後だったが、警察はその映像から男を特定し、数日後に逮捕。スポーツジムでインストラクターを務める25歳の男だった。

「中国ではAVは禁止されていますが、ネット上の違法配信サイトでは日本製AVが広く出回っています。もともと中国人が性行為をするときに顔射する習慣などなく、広まったのはもちろん日本のAVの影響です。日本の風俗店にやってくる中国人観光客のむちゃな顔射リクエストも増えているようですが、あれだけ日本のAVを見ていると、試してみたくなるのでしょう。中国の若い女性たちの、『彼氏に顔射を強要された』といった怒りの声をよくネット上で見かけます」(上海在住の日本人留学生)

 今回は、ほかに客がいないことを確認した上での“計画的犯行”と思われるが、ネットカフェでいじるのは自分の下半身ではなく、パソコンのマウスだけにしておいてもらいたいものである。

(文=佐久間賢三)