ジャニーズWESTの記念すべき10枚目となるシングル「スタートダッシュ!」が8月15日に発売された。店着日となる8月14日付のオリコンデイリーシングルランキングでは、推定売上枚数約7.8万枚で初登場2位。
「ジャニーズのグループは、基本的に初登場1位を狙えるように、強力なライバルがいない週にリリースさせることも多いのですが、ジャニーズWESTの場合、そういった小細工もしてもらえないということでは」(レコード会社関係者)
そもそもジャニーズWESTはデビューシングル「ええじゃないか」こそオリコン1位を獲得したが、セカンドシングル「ジパング・おおきに大作戦/夢を抱きしめて」では乃木坂4「何度目の青空か?」に敗れ、2位となっている。2枚目の時点で“連続1位獲得”の記録は途絶えているのだ。
「“ジャニーズ”という看板をグループ名に背負っているにもかかわらず、事務所内ではまったく推されていないのが現状。メンバー個々の活動もそこまで活発とは言い難いし、メンバーの知名度もまだまだ。ジャニーズだからどうにかもっていますが、結構厳しい状況だと思います」(同)
ジャニーズWESTがメジャーデビューしたのは2014年。
「2016年には京セラドームでの単独公演も成功させていますが、それ以降はドーム公演もなく、足踏み状態といった印象。そろそろ本格的にブレークするべき時期だとは思うんですが、後輩グループのKing & Princeもデビューしたし、事務所としてもリソースを割けないのかもしれません」(同)
とはいえ、ジャニーズWESTにはあまり時間がない。メンバーたちも、もう若くないのだ。
「最年少の小瀧望は22歳で、最年長の中間淳太はもう30歳です。平均年齢も約26歳で、アイドルグループとしてのフレッシュさはあまりない。
メジャーデビューしたグループに関しては、解散することはほとんどない昨今のジャニーズ事務所。今後ジャニーズWESTをどう持ち直していかせるのか、ジャニーズの手腕が問われる。