テレビ朝日公式サイトより

 テレビ朝日の友寄隆英・ゼネラルプロデューサーに訴訟トラブルが起きていることを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 友寄氏といえば、『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』にて、「ナスD」として一躍全国区に。

これまで手掛けた番組は『いきなり!黄金伝説。』『帰れマンデー見っけ隊!!』『10万円でできるかな』『家事ヤロウ!!!』『サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん』といずれも人気番組ばかり。この4月からは冠番組『ナスDの大冒険TV』までスタートするという“スター局員”だ。

 記事によれば、番組に出演していた30代の旅行ライターが、テレビ朝日などを相手取って損害賠償請求を起こしたという。

「このライターは番組では“クズキャラ”にされていたあげく、約2年間ギャラ360万円超が未払いだったことを告発。簡裁に申し立て、昨年ようやく支払いがあったと話しています」(芸能ライター)

『陸海空』では、ほかにもジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身者の俳優として紹介された“身来”こと、鈴木身来が2018年に自身のツイッターで「編集に悪意しか感じられない」「番組の都合で事実と異なる印象操作をされ、商品としてのイメージを著しく侵害された」と糾弾している。

 さらに、友寄氏がかかわっている別の番組でも過去にやらせが告発されていたという。

「『10万円でできるかな』内で人気の『宝くじ』企画について、やらせに加担したADが内情を週刊誌に暴露。レギュラーチームとゲストチームが、それぞれ5万円ずつくじを買って当選金額を比べる内容で、スタッフは当たりくじを仕込むために事前にくじを買い込み、少し削る作業をしていたとのこと。マスを全部削る前に当たりを割り出し、撮影用に“ストック”していたと明かしています」(前出・芸能ライター)

 やらせと演出のギリギリのラインを巧みにすり抜けることが、「ナスD」流なのかもしれない?

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