それぞれ別の立場からいろんな悩みや課題をぶつけ合い、各々の視点での課題解決 をテーマに話が展開。ほとんどお互いのことを知らない状態から始まった対談の内容をお楽しみください!
■鈴木咲
自らを「Aカップグラドル」名乗る鈴木咲は、ゲーム、アニメ、漫画好きとしても有名。倉持由香が「奇跡の33歳の美貌」と評する愛知県出身の33歳。料理が得意で、「#小料理屋咲」を展開中。
奇跡の33歳は意外とズボラな一面が
里咲:鈴木さんとは、実は今回が初めましてです! 対談が決まってSNSや経歴を拝見して、みるみる好きになってしまいまして、今大好き状態でここにいます(笑)。
まず、かわいい! というのがポイントです。
鈴木:ありがとうございます! 私も同じく、里咲さんのことは今回の話が出てからしっかり情報を見させていただいたんですが、「考え方や行動がもっちー(倉持由香)に似てるな」という印象を持ちました。
モノを作ることへのバイタリティーがもっちーと同じですごいなと思います。そこは尊敬できるポイントです。
里咲:ちょっと恥ずかしいですね(笑)。でも、うれしいです!
今回私からプレゼントがあります。
鈴木:ありがとうございます! 普段の私服が黒を選びがちであまり色が入らないので、こういったプレゼントはうれしいです。履きます! こういう色が好きなんですよ。
里咲:前回の倉持さんとの対談の中で、鈴木さんのことを「奇跡の33歳の美貌」とおっしゃってたんですが、スキンケアなどは入念にされてるんですか?
鈴木:実はほとんどやってないんです……。使っているケア用品も普通のドラッグストアで買える安価なものですし、こだわっていることとしては保湿をたくさんすることぐらいです。
ただ、あまりに私が無頓着なことをもっちーたちが察知して、誕生日にちょっと高めの美容液をプレゼントしてくれました。
里咲:それは意外! ということは、食事のバランスがいい影響を与えてるんですかね?
鈴木:だれか人に作ってあげるときはいろいろ考えるんですけど、自分のことになるとズボラになっちゃうんですよね。面倒なときはお菓子だけで済ますみたいなこともあります。まだツケが回ってきてないだけで、そのうち回ってくるんじゃないかと(笑)。
私が思うに、紫外線を浴びないというのが一番なんじゃないかと。私はあまり積極的に外に出るほうではなく、家にいることが多いのでそれがいい効果になってるんだと思います。
里咲:私も家にいるんですけど、あえて窓際に行って日を浴びちゃうタイプですね。
今回は倉持さんからのご紹介もあって対談させていただいてますが、そもそもなんでそんなに仲良しなんですか?
鈴木:もっちーは自分の家に友だちを呼んだり、みんなでいるのが好きなタイプなんですけど、私は逆でだれかを誘ったりして遊ぶのが苦手なタイプなんです。
だから、もっちーの家に行くと誰かがいて、いろんなことに誘ってくれる社交場みたいになってるんですよ。そういう流れの中で心を開かせてくれたのがもっちーなんです。
その分、私が影響も受けているみたいで「しゃべり方がもっちーに似てるね」って言われることがあります。そういう意味では、親戚みたいな感じになっちゃってるのかも(笑)。
大人になってくると、深く付き合える友だちができにくいと思うんですけど、里咲さんにも私で言うもっちーみたいな友だちはいますか?
里咲:そうですね、仕事を通じて仲良くなった方はいます。
アイドルでいうと絵恋ちゃんとは仲良くしてもらってますが、根本的な部分では共通してるんですが、考え方や表現の仕方は真逆だったりします。なので、いい意味で刺激をもらえる関係が心地いいですね。
ぱいぱいでか美ちゃんとも仲良くしてもらっていて、仕事が一緒の日はいつも妹の面倒をみるお姉さんのように優しくしてくれます。「トイレはあっちにあるよ!」とか。
人見知り克服法は人見知りじゃないフリをすること!?
里咲:鈴木さんは現在、ファッション系、自作PC系、サバゲーなどさまざまなジャンルで仕事をされてますが、人見知りの克服はどうされてるんですか? ジャンルが違うとスタッフや共演者も多岐に渡ると思うんですが。
鈴木:実は私はすごい人見知りなんです。なので、人見知りじゃないフリをするのが得意になっただけかもしれないです(笑)。
このフリの仕方ですが、「自分じゃないと思ってコミュニケーションする」のがポイントです。ゲームの選択肢を選んでいるだけみたいな感覚でしょうか。この場面ではこの選択が合うなぐらいのイメージでコミュニケーションすると、「この人、社交的だな」って思ってくれます。
ただ弱点もあって、その場ではうまくいくんですが、後日同じ方と会ったときにどういうコミュニケーションをしたかを覚えてないので、「この間はフレンドリーに話してくれたのに、今日はなんか違う」みたいになっちゃうんですよね。なので、その場限りの技ですね(笑)。
里咲さんは人見知りはないですか?
里咲:私は小さい頃から人見知りしない方かなと思います! 「みんな大好き!」的な感覚なので。ただ、中には自分の日本語が通じない! と思う人には遭遇しますね。そういうときは、「イェーイ」って言うとだいたいみんな仲良くなれます! 勢いが大事です。
今回私が鈴木さんに相談したいことは、料理についてなんです。
私が「食に興味がない」のは事実なんですが、料理は自炊などはひと通りできるんです。ですが、「楽しんで料理をする」ことができません。この秘訣と作り置き料理のおすすめとかを教えてほしいです!
鈴木:これはカレーですね。作り置きできるし、簡単だし、日持ちもしますし。カレーを作ると、半強制的にお米も摂ることになるのでより良いと思います。
里咲:私、『カレーライスのうた』っていうコンピアルバムに参加したことがあるくらいカレーが大好きなんです! 私はゴールデンカレーの中辛をいつも選んでるのですが、鈴木さんおすすめのルーはありますか?
鈴木:ルーにはそんなにこだわりがないんですけど、給食で食べたカレーが好きなんですよ。甘口カレーにしたいので、自分ではちみつやすりおろしリンゴ、ジャムなんかを市販のルーに足してカスタマイズしますね。
私もインスタにアップしている料理の写真は、ほとんどもっちーかお友だちに作ったものです。自分向けとなると面倒になるのはよくわかります。なので、いきなり料理をがんばりすぎずにやっていくのがいいですね。
里咲:ありがとうございます! 大鍋にカレーをたっぷり作って、その写真をこの記事が公開されるぐらいのときにアップしようと思います。3日間ぐらい毎日カレー食べます!
鈴木:カレーはすべてを救いますよ(笑)。私は2日酔いになったときにカレーを食べると、ちょっとすっきりするんです。なにかのスパイスが解毒作用に働いてると勝手に思ってます。体調が優れないときのカレーはおすすめです!
私の悩みも聞いてほしいんですけど、「悩みを人に相談できない」という悩みなんです。相談したほうがいいことはわかってるんですが、そのハードルが高すぎて実践できないみたいな。
里咲さんは立場上、相談されることが多いと思うんですが、どういう相談のされ方がいいですか?
里咲:まず、この悩みを聞いて私が思ったのは、(鈴木さんが)すごく優しい人なんだなということです。人に迷惑をかけちゃいけないという意識が高いというか。
ただ、相談をされていやな気持ちになる人はほとんどいないと思うんです。これを踏まえて、(相談するときは)私はこれからいいことをしようとしている! ぐらいの気持ちでいればいいんじゃないでしょうか。
相談をされた人は、むしろ幸せになるぐらいの勢いでどんどん聞いちゃうのがいいと思います。例えば「これ似合うと思う?」みたいな些細なことでも、心を開いている相手だからこそ聞いてくれてると考えれば、うれしいと思うんです。
鈴木:ありがとうございます。確かにと思う部分があるので、少しずつ相談するクセをつけようと思います。
里咲:まだまだ先の見えないご時世ではあるんですが、鈴木さんの活動戦略を教えてもらえますか?
鈴木:戦略みたいなかしこまったものはないんですが、これまで自分の趣味を仕事にしてきたこともあって、今後は料理を中心に活動をしていければと思ってます。
一時期フリーになって1人でやっていこうとも思ったんですが、やっぱり難しいこともわかって今に至るので、事務所や関係者の力を借りながら料理を軸にやっていきたいと考えてます。
女性として、30~35歳ぐらいの間って、キャリア形成が難しい時期だと思ってます。仕事をがんばりたいという思いがある反面、子供を産むことを考えたら体力がある若いうちがいい……。ここが悩みどころですよね。
料理はプロのほうが上手なのはわかってるんですが、それを家庭で再現するときの労力や手間がハンパないですよね。なので、等身大でズボラな人でもここまでできるんだ的なところを狙っていきたいです。
里咲:料理以外で、最近になって興味を持ち始めたことはありませんか?
鈴木:最近、初めてゴルフの打ちっ放しに行きました。誰かうまい人に教わるとかではなく、私の中ではバッティングセンターに行くのと同じ感覚です。この歳になると、みんなゴルフ始めるじゃないですか。
里咲:そうなんですよ、みんなやってますよね。「仕事ほしいんだったら、ゴルフを始めるんだよ」みたいなことを言う人もいるぐらいです。なので、私もゴルフを始めるべきなのかと考えていたところです。
まず、軽い気持ちで打ちっ放しに行くことから始めます。
鈴木:今度、一緒に行きましょうよ。メルカリで道具揃えて(笑)。
里咲:行きたいです! でも、どうせ行くなら企画を絡めて、「超初心者女子がいきなりゴルフを始めてみたらどうなるか検証」みたいなので、サイゾーさんでどうでしょう? どれだけ成長するかを見てほしいですし。
どうでしょうか、サイゾーさん(笑)。