原作のタイトルだけ拝借した“まったくの別物”の作品となるようだ。
阿部寛主演のドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)が4月25日にスタートし、初回平均視聴率は14.8%だったことがわかった。
「続編の原作は、18年から週刊漫画誌『モーニング』(講談社)に連載されていた三田紀房氏の『ドラゴン桜2』。しかし、ドラマは登場人物の名前以外は原作を一つも踏襲していない、完全なオリジナルとなっています。『半沢直樹』と同じ福澤克雄氏が演出に入っており、終盤に阿部演じる桜木が不良生徒を懲らしめる姿は『半沢』の既視感が満載。また、校内の廊下をバイクで走るシーンには視聴者からは『GTOか!』『グレート・ティーチャー・桜木』との声が上がりました。前作では東大合格を目指すためのユニークな勉強法が紹介されましたが、『2』の原作では勉強法は、動画配信サイトやSNSを使うなど”アプリ頼み”な面が大きい。
そんななか、前作でメインの生徒役だった山下智久が25日にインスタグラムを更新。「今日からドラゴン桜 楽しみだ」「あの頃より、少し成長できたかな?笑」と綴ったことで、出演の匂わせではないかとネット民がざわつく事態に。
「今作では、前作の生徒役だった長澤まさみが準主役で出演。さらに、初回では同じく生徒役だった紗栄子がサプライズで登場し、前作のファンを歓喜させました。確かに、原作の『ドラゴン桜2』では山下が演じた矢島が登場するシーンもあるため、ファンが期待するものわかります。しかし、初回を見る限り、残念ながらその可能性は少なそう。
ジャニーズを退所したことで、日本でのドラマ出演がなくなっている山下。自身の成長を見せる機会を得ることができるのか。