福原遥が主演するNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』が好調だ。10月3日の初回視聴率は前作『ちむどんどん』を下回ったが、14日放送の第10話は自己最高の16.9%を記録。
その一因には、天才子役と評判の高い浅田芭路(はろ)が、主人公・舞の子ども時代を感情豊かに演じており、評判が高まっていることも大きい。
「浅田はこれまでも多くのドラマでいい演技を披露してきましたが、『舞いあがれ!』では繊細で健気な主人公を熱演し、完全に覚醒した。後番組『あさイチ』で朝ドラの“受けコメント”をしたゲストの横澤夏子が、感動のあまり生放送なのに大号泣してしまったことも話題となりました。前作の『ちむどんどん』では、司会の博多華丸・大吉が内容のヒドさでコメントに困っていたことを考えると、『舞いあがれ!』がどれだけ神朝ドラなのかがわかります」(スポーツ紙記者)
10月24日回からはついに、福原が舞を演じる大学生編がスタートする予定となっている。出演者もガラッと変わり、さらに人気を高めていきそうだ。
「『舞いあがれ!』は脇を固める登場人物も話題です。関ジャニ∞の横山裕は舞の兄として登場し、どこか影のある役を演じるとのこと。さらに、舞の幼なじみ役が人気若手の赤楚衛二。航空学校編では、“舞と恋に落ちるのではないか?”と噂のSnow Man・目黒蓮の登場も控えている。ファンにとっては、目の保養になること間違いナシでしょう」(民放関係者)
そんな中、舞のもう一人の幼なじみ・望月久留美役を演じる乃木坂46・山下美月にも注目が集まっている。
「山下が演じる久留美は、小学生時代に母親がいなくなり、ラグビー選手だった父はケガで失職して貧しい生活を送るという設定。
すでに、大学生編を試写したメディア関係者の間でも、山下の演技は絶賛されているそうだ。
「少しダメな父親を支え、看護学生ながら生活費のためバイトにも精を出す役どころ。明るくてハキハキとしているのですが、やはりどこか苦労を重ねてきた雰囲気も漂わせているのがうまいですね。
これまで山下は、ドラマ初主演作の『電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-』の“悪のビデオガール”・神尾マイ役、2021年の『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)で演じた野々山怜子役のような、小悪魔系キャラが人気だった。
「山下本人も、乃木坂46でも屈指の『あざとい』『小悪魔』キャラで人気ですが、そのイメージが女優業へも影響を与えていた。卒業後も見据え、女優業を本格化させるためにも、『舞いあがれ!』への抜擢はチャンス。今回の久留美を演じることで、女優としての幅も広がるでしょう。
現場でも、山下は福原や赤楚ともすぐに仲良くなりいろいろと刺激を受けているようですし、率先して演技の確認をしている。
山下にとって、キャリアのターニングポイントとなりそうな『舞いあがれ!』。難しい役どころとなる久留美を見事に演じきれば、本格的な女優としても舞いあがれることだろう。
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