もはやテレビを中心に報道が減少し、世間的には徐々に関心が薄れている感もあるジャニーズ事務所の性加害騒動。とはいえ、現在は国連人権理事会の「ビジネスと人権作業部会」の専門家が来日し、ジャニーズ事務所の性加害騒動の聞き取り調査を行っている。
「国連人権理事会のメンバーは8月4日まで滞在すると言われ、記者会見も行うとしている。海外のメディアも注目していて、再度問題が蒸し返されるのは間違いなさそうです。何より、今回の記者会見で海外のメディアが大きく報じれば、国会も巻き込む騒動になる可能性もある」(スポーツ紙記者)
不安定極まりないジャニーズ事務所の性加害騒動だが、現在は目下テレビ局のジャニーズ離れが加速し、来年のキャスティングで大きな変革がありそうだという。
「木村拓哉に関して、資生堂のCMが白紙になったと報じられたのが痛かった。国連人権理事会のメンバーの動き次第ですが、自動車メーカーなど海外展開している企業も性加害報道は重く見ている傾向が強い。
CMのスポンサーやテレビ局が離れていくのはジャニーズ事務所にも痛いところだが、それよりも問題なのが「タレントの退所」だという。滝沢秀明氏が率いる『TOBE』に、元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太が加入したことは記憶に新しいが、今後も数名のタレントが合流予定だという。
「ジャニーズ事務所にまだ残っている、元King & Princeの岸優太は確定的ですし、8月末で事務所を辞めるKis-My-Ft2の北山宏光も合流が噂される。TOBEの活動に興味を示しているタレントも多いようで、今後も引き抜きは継続されそうです。本来であれば、メディアから締め出すなど圧力で引き抜きを阻止するところですが、TOBEはネットやファンクラブビジネスが主軸なのでジャニーズも妨害できない。
そんな踏んだり蹴ったりなジャニーズ事務所だが、水面下では「性加害騒動後」の動きがではじめているという。
「テレビ関係者の間では、松本潤を経営陣に迎えるらしいという声が出ている。性加害騒動が落ち着いたら、藤島ジュリー景子社長は責任をとって退任し、後任にはコンプライアンスなどに強い人材を社外から招いてプロ社長を据える気のようだ。その際に、副社長待遇で松本を迎え入れる計画があるとか。求心力が下がっている所属タレントに向けて結束力を高めてもらい、さらに好感度が高い松本を使って世間にアピールする狙いがあるようです」(民放関係者)
突然降って湧いたような話だが、実はかなり前から松本の経営層への参加は、マスコミ関係者の間でささやかれていた。
「松本は、嵐のコンサートで演出を行っていたことで有名です。
さらに松本の経営層への参加を決定づけたのは、意外にもジャニーズを辞めてソロで活躍する赤西仁だという。
「7月16日に、赤西はSNS『Threads』の公式アカウントで、突然『ジャニーズに戻ってみたいと本気で思っている』と明かした。
かつて副社長を務めていた滝沢氏が、Snow ManやSixTONESを育て上げたことを考えれば松本の経営層への参加も意外と成功するのかもしれない。
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