新年度が始まる4月にあわせ、NHKが主要番組の陣容を一新。多くのキャスターが配置転換となったが、大出世したのが副島萌生アナだ。
「副島アナは2015年に慶應大学からNHKに入社し、大分と名古屋を経て、2018年に東京本社へ。週末のスポーツニュースのキャスターに起用され、東京五輪のハイライト番組なども担当して一挙に知名度を上げました。彼女は高校時代に放送コンテストで上位入賞して、選抜高校野球の開会式と閉会式の司会を務めた経験があり、“スポーツ畑の人”というイメージがありましたが、『ニュース7』といえばNHKの看板番組。一挙にエース格です。
テレビ離れが進むなか、『ニュース7』は確実に視聴率が2ケタに達する、日本で一番見られる報道番組。キャスターは高いアナウンス力を求められるが、多くの人が視聴する以上、親しみやすさも重要だ。その点、彼女には大きな“武器”がある。
「副島アナは青森県出身で、ネイティブな津軽弁スピーカー。
女性アナというと、バリバリの帰国子女やミスコン出身者が多く、どうしても“高嶺の花”になりがちですが、いかにも純朴で朗らかな副島アナは老若男女に好かれそうなタイプ。『ニュース7』にアドリブの要素はなく、淡々とニュースを読み上げるのが仕事ですが、これを無難にこなせば『紅白歌合戦』の大役も見えてきます。紅白の舞台で津軽弁を披露する機会でもあれば、好感度アップは間違いなし。和久田アナが休んでいる間に一挙にNHKの顔になるかもしれません」(芸能ライター)
青森のニュースを読む時は、つい“訛り”が出ないか要チェックかも。