SMAP木村拓哉が『白』出場したいワケ

C 今年のドラマ事情はどうなのかな? フジの月9が2クール連続で史上ワーストを更新してしまい、驚きました。

A いまや初回10%を超えれば合格ライン、5%を切ればネット上で「打ち切り寸前」と騒がれますよね。

昔は、20%超で、やっとヒット作といわれていたのに。ドラマ自体の在り方もまったく変わってしまいました。

B 堺雅人主演のNHK大河ドラマ『真田丸』も、ちょっと前に比べれば数字も好調だけど、国民的関心事ではないよね。

A 来年の柴咲コウ主演『おんな城主 直虎』にしても全然話題にはならないですし。すでに取材の案内はガンガン来ていますが。

B 大河といえば、SMAP・木村拓哉が2019年度の作品に主演できるよう、ジャニーズサイドは四苦八苦みたいだね。


A そのために木村は、SMAPの『NHK紅白歌合戦』出演を希望しているそうですからね。NHKへの“貢献度”を高めたいと。

C ほかのメンバーたちからすれば、木村のゴマすりに利用されたくないんじゃないですか。

B 確かにそうだね。果たして19年に、彼らが芸能界でどんなポジションに立っているかもわからない状況なんだし。

三上悠亜高橋しょう子は奇跡の成功例

C この秋に降って湧いた、坂口杏里のAV出演ですが。


B 今さらバイきんぐ小峠英二にSNS上で「大好きだったょ」とメッセージを送るとか、別れたのに話題作りに使うのかよ……と思ってしまいました。

A そもそも、2人が本気で交際していたと信じているマスコミ関係者がどれだけいるのか。

B 小峠に関しては、「何かがおかしい」と感じてはいながらも、恋人同士だと思っていたフシはある。でも、いまさら絡んでこられても、“小峠がもっとしっかり坂口を見守ってあげていれば、AV行きにならなかった”なんて言われそうで、怖いよね。

C しかし多額の借金があったとしても、よく坂口はAVデビューを決意したなと思いました。三上悠亜と、“たかしょー”こと高橋しょう子が、タレント時代よりスポットライトを浴びているのを見て、影響を受けたのでしょうか。


B 三上とたかしょーは、奇跡的な“成功例”。撮影したけど、日の目を見ないうちに闇に葬り去られてる映像もあるよ。タレントでも、関係各所の了承も取らずに、とりあえず撮影するだけしちゃってから「さあどうしよう」と話し合いになるパターンもあるみたい。

A えっ、そうなんですか?

B 名前を聞いたら驚くような、今でも普通にテレビに出ているような女性タレントでも、すでに“撮影済み”という人も。どこかに素材が眠っているんだよ。

C それはそれで、すごい話ですね……。


■独立した女・X、前代未聞のトラブル

A SMAP以外にも、今年は、独立トラブルがいくつか発生しましたよね。

C “のん”こと能年玲奈井上真央堀北真希の独立が、盛んに報じられました。

B 結局、業界が一番気にしているのは、事務所とタレントのトラブルだからね。事務所が大きければ大きいほど、波紋も大きいわけで、SMAP騒動はその最たる例だった。

A この1年ほどの間で、超大手プロから退社した女優・Xも、大トラブルを起こしていたそうです。Xは、現場マネジャーとトラブルを起こしがちで、すぐにマネジャーが辞めてしまうと有名でした。
実は、その原因はX本人の“パワハラ”にあったんです。

C テレビで見る姿からは、まったく想像もつかないですね。

A Xのマネジャーに対する口癖は、ズバリ「死ね」。特にミスがあったわけでもないのに、密室で「死んで」と延々繰り返されたことによって、病院送りになってしまった人までいたそう。それで、なぜXが退社したかというと、突然弁護士を引き連れて所属事務所に乗り込んできて、「マネジャーにパワハラされたから慰謝料を払え」なんて言い出したそうです。

B もうメチャクチャだね。


A 事務所もこの暴挙には徹底抗戦の構えで、ひとまずマネジャーに、Xとの会話を録音するよう指示を出した。すると、Xの口からは「死ね」のオンパレード……。Xはすぐに訴えを取り下げ、事務所を追い出されることとなったそうです。

C これが公になれば、Xの芸能人生命は即終了だよ。

A 恨みを持つ元スタッフは多いでしょうし、案外すぐにその日が訪れてしまうのかもしれません。

※Photo by round in round from Flickr