今年4月期に放送されるTBS系連続ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』に、先日デビューが発表されたKing&Prince平野紫耀の出演が決定した。神尾葉子による同名マンガが原作で、平野は主人公・江戸川音(杉咲花)と同じ高校に通う男子生徒・神楽木晴を演じる。

人前では“カリスマ”的存在を演じながら、実際はメンタルが弱い“ヘタレ男子”という、二面性を持った役どころだ。

 CDデビュー発表後、さらにうれしいニュースが舞い込んだため、ファンからは「紫耀くん連ドラ出演おめでとう! たくさん活躍してほしい!」「うわ~! 平野くん早速大仕事! ドラマ絶対見る!」「これで紫耀くんもKing&Princeも一気に知名度が上がりそうじゃない!? うれしい!」など、興奮気味のコメントがネット上に多数投稿されている。

 しかしその一方、平野が猛烈に“推されている”ことに疑問を持つ声も。確かに、平野は今年『honey』『ういらぶ。』と主演映画の公開を2本控えており、その上でさらに『花のち晴れ~花男 Next Season~』の出演が発表されている。また、昨年4月からは大塚食品「ビタミン炭酸MATCH」のCMにも出演しており、すでにデビュー組をしのぐ勢いでメディア露出をしているのだ。

 もちろん、平野の人気・実力が認められたからこその結果に他ならないのだが、かねてより平野は「ジャニー喜多川社長の“お気に入り”」だと言われ、他のジャニーズJr.よりも活躍の場を与えられることが多かった。そのため、「『花晴れ』ドラマ化マジか~……そして平野紫耀の推され具合がすごすぎる。すでに見飽きた(笑)」「なんでもかんでも平野ばっかりでスッキリしないなあ。ゴリ推しがヒドイよね最近」「このままじゃ、デビューしても『平野紫耀 with King&Prince』みたいになりそうでイヤだ」と、拒否感を示すファンも増えているようだ。

 そんな平野だが、業界評はさらに厳しいよう。25日発売の「週刊新潮」2018年2月1日号(新潮社)では、King&Princeのデビュー発表、そして「ジャニーズの平野押し」について報じられている。
本誌にはスポーツ紙の芸能記者がコメントを寄せているのだが、平野をドラマ・映画に多数抜てきするのは「ジャニーズ帝国の焦りを物語っていると言えるでしょう」とのこと。さらに、この芸能記者は「平野は声域が狭くてセリフに抑揚がなく、演技で喜怒哀楽の違いをほとんど付けられない。おまけに音痴」と辛辣な評価をしており、今年3月31日公開の映画『honey』も「コケる可能性大」としている。

 ファンからの人気は絶大だが、平野が今後幅広い分野で活躍するには、“推される”以上の努力が必要そう。今年1年は間違いなく、勝負の年になるだろう。

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