萩原工業株式会社が、2019年10月末の株主に実施する株主優待の詳細を、2019年9月9日に発表した。

 萩原工業の株主優待は、毎年10月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「100株以上を3年未満保有する株主に1000円相当の『オリジナルカタログ』を贈呈。

3年以上保有する株主に2000円相当の『オリジナルカタログ』を贈呈。1000株以上を3年未満保有する株主に3000円相当の『オリジナルカタログ』を贈呈。3年以上保有する株主に6000円相当の『オリジナルカタログ』を贈呈」というもの。

 2019年10月末の株主優待でも、「オリジナルカタログ」が贈呈される点に変わりはない。今回発表されたのはカタログの内容で、「QUOカード」やお菓子、自社製品のレジャーシート「匠シリーズ 和みシート」などから、好きなものが1品選べる。

 この株主優待は、2019年10月末時点の株主名簿に記載または記録された株主に実施される。

萩原工業の株主優待制度の詳細 ■萩原工業の株主優待制度の詳細 基準日 保有株式数 保有期間 株主優待内容 10月末 100株以上
1000株未満 3年未満 オリジナルカタログ掲載商品1000円相当
(以下から一つ選択)
◆mt マスキングテープ
◆匠シリーズ 和みシート(2畳)
◆QUOカード 3年以上 オリジナルカタログ掲載商品2000円相当
(以下から一つ選択)
◆白桃とチーズのおかやまラングと
  おかやまミルフィユのセット
◆自社製品詰め合わせ
◆ひととえ アイスデザート 1000株以上 3年未満 オリジナルカタログ掲載商品3000円相当
(以下から一つ選択)
◆フルーツジュレ詰合せ
◆匠シリーズ 和みシート(6畳)
◆宮崎牛 すき焼用 3年以上 オリジナルカタログ掲載商品6000円相当
(以下から一つ選択)
◆炭入りテレビ枕
◆自社製品詰め合わせ
◆秋田県産あきたこまち 備考 ※社会貢献活動団体(公益財団法人大原美術館/国際医療ボランティア団体「AMDA」/
 日本赤十字社)への寄付も選択できる。
※金額の範囲内で商品を複数選択することも可能。
 (例:3000円相当商品が選択可能な場合、1000円相当商品×3個も選択可)
※継続保有3年以上とは、2016年10月31日から2019年10月31日まで、
 同一株主番号で株主名簿に7回以上連続で記載または記録された株主とする。萩原工業の株主優待の利回りは?

 萩原工業の2019年9月20日時点の終値は1514円なので、株主優待の利回りは以下のようになる(※保有期間は3年未満とする)。

(100株・3年未満保有の場合)
投資金額:100株×1514円=15万1400円
株主優待品:カタログギフト1000円相当
株主優待利回り=1000円÷15万1400円×100=0.66%

(1000株・3年未満保有の場合)
投資金額:1000株×1514円=151万4000円
株主優待品:カタログギフト3000円相当
株主優待利回り=3000円÷151万4000円×100=0.20%

 萩原工業の株主優待は、オリジナルカタログギフト。カタログの中身は毎年一部入れ替わっているが、例年「QUOカード」や食品、自社製品などが盛り込まれ、バラエティに富んだラインアップとなっている。

なお、萩原工業は配当利回りが2.11%なので、100株保有時の配当+株主優待利回り=2.77%。利回りはあまり高いとは言えないが、人気の「QUOカード」やお米などが選択できるので、注目してみる価値はあるだろう。

 萩原工業は、ポリエチレン・ポリプロピレンを主原料とした合成樹脂繊維「フラットヤーン」を用いた、ブルーシートや梱包製品などや、フラットヤーン技術を応用したスリッターなど、産業機械の製造・販売を行う企業。2019年10月期(通期)の業績予想は、すべて前期比で売上高9.6%増、営業利益4.2%増、経常利益4.3%増、当期純利益6.1%増と堅調。2019年6月、タイのバンコクに、海外で13番目の子会社となる機械メンテナンス子会社を設立。食品包装フィルムの裁断機や自動巻き取り機の販売が順調なため、アフターサービスや顧客管理を強化する狙い。

【※2019年9月の株主優待の情報はこちら!】
「9月の株主優待」の中で、優待名人・桐谷広人さんがおすすめする2銘柄を紹介! QUOカードがもらえて、利回りが高い「Eストアー」と「ティーガイア」が狙い目!

■萩原工業業種コード市場権利確定月その他製品7856東証1部10月末株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り1514円100株15万1400円2.11%※株価などのデータは2019年9月20日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。