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株式会社ゲオホールディングスが、株主優待を変更することを、2019年11月26日に発表した。
ゲオホールディングスの株主優待は、毎年3月末と9月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「3月末時点で100株以上を保有する株主に、ゲオホールディングスの『リユース店』で利用できる『割引券』(2000円分)を贈呈。
今後は、3月末と9月末の株主に贈呈される株主優待品の内容が、両方とも「リユース店」の「割引券」(2000円分)に統一される。
なお、統一されるのは2020年9月末以降で、2020年3月末の株主優待に関しては、「100株以上を保有する株主に『リユース店』で利用できる『割引券』(2000円分)を贈呈。3月末時点で100株以上を6ヵ月以上保有する株主には『リユース店』で利用できる『割引券』(2000円分)に加えて『メディア店』の『レンタル半額特典』を贈呈」とされる。
ちなみに、「リユース店」とは、日本国内でゲオホールディングスが展開する「セカンドストリート」「スーパーセカンドストリート」「セカンドアウトドア」各店舗を指している。
ゲオホールディングスの株主優待制度の変更前と変更後 (変更前) 基準日 保有株式数 保有期間 株主優待内容 3月末 100株以上 ー リユース店割引券(2000円分) 9月末 100株以上 1年以上 メディア店優待レンタル半額特典(1年有効、割引限度額100万円) ◆2020年3月末の株主優待の内容 基準日 保有株式数 保有期間 株主優待内容 2020年3月末 100株以上 6カ月未満 リユース店割引券(2000円分) 6ヵ月以上 ◆リユース店割引券(2000円分)
◆メディア店優待レンタル半額特典
(1年有効、割引限度額100万円) ◆2020年9月末以降の株主優待の内容 基準日 保有株式数 株主優待内容 9月末・3月末 100株以上 リユース店割引券(2000円分)×年2回ゲオホールディングスの株主優待の利回りは?
ゲオホールディングスの2019年11月29日時点の株価は1303円なので、変更後の株主優待の利回りは以下のようになる(※年2回、「2000円割引券」を受け取ったと仮定)。
(100株保有の場合)
投資金額:100株×1303円=13万300円
優待品:リユース店割引券4000円分
優待利回り=4000円÷13万300円×100=3.07%
ゲオホールディングスの株主優待は、2020年9月末以降はリユース店で使える「2000円割引券」に一本化されることになった。年2回、リユース店の「2000円割引券」を受け取ると、100株保有時の株主優待利回りは3.07%。同社は配当利回りが2.61%あるので、100株保有時の配当+株主優待利回りは5.68%にも達する。
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ゲオホールディングスは、愛知県名古屋市に本社を置き、DVD・CD・ゲームソフト・コミックなどの買い取り・販売・レンタル事業と、総合リユース事業を主軸とする企業。2020年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高6.0%増、営業利益36.2%減、経常利益40.5%減、当期純利益49.0%減。レンタル事業の苦戦が響いているが、総合リユース事業は好調で、出店数を伸ばしている。
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※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。