東京海上ホールディングスは、2021年3月期の予想配当を修正し、中間配当(9月・権利確定済み)が「135円」、期末配当(3月)が「100円」、合計の年間配当額は「1株あたり235円」とすると発表した。
年間配当額の前回予想は「1株あたり200円」だったので、前回予想より「35円」の増配となる。今回の増配発表により、東京海上ホールディングスの配当利回り(予想)は4.20%となった。
また、東京海上ホールディングスの2020年3月期の配当は「1株あたり225円」だったので、前期比では「10円」の増配となる見込み。
【※関連記事はこちら!】
⇒「高配当株」と「増配株」では、どちらに投資すべきか?「増配」は業績やビジネスモデルの“裏付け”があるが、「高配当」は株価や配当額に左右される不安定なもの!
東京海上ホールディングスの今回の増配は「機動的な資本政策の遂行を目的とした、資本水準調整のための一時的な配当」によるもの。また、増配となったのは中間配当(9月・権利確定済み)であり、期末配当は前回予想と同額となっている点には注意しておこう。なお、東京海上ホールディングスは配当予想の修正とともに業績予想の修正も発表しており、2021年3月期は前回予想比で「増益」の業績予想となっている。