AOSデータ株式会社は、不動産テック分野の32業界クラスターを掲載したカオスマップを公開したと発表した。

不動産テック業界は近年、ABC MIND(AI、Blockchain、Cloud、Metaverse、IoT、Network、Data)などの先端技術の進化により大きな変革を遂げている。
これらの技術は、不動産業の質を高め、効率を上げ、新たなビジネスモデルを生み出す可能性を秘めている。不動産テックは、不動産業界がこれまでに直面した課題を解決し、これからの不動産業務を劇的に変える力を持っているとのことだ。これらの技術が不動産業にどのように取り入れられ、どのように活用されているのかを理解するために、同社は、ChatGPTを使って、各領域を8つのメインカテゴリと4つのサブカテゴリ、合わせて32業界クラスターに分け、各クラスター毎に代表的な日本の企業をピックアップした不動産テックカオスマップを作成したとのことだ。
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via プレスリリース不動産カオスマップ2023版は、物件検索・マーケティング、物件管理・運用、取引・決済、資金調達・投資、建築・設計、建設・開発、コワーキング・共有スペース、住宅・ライフスタイルの8つのメインカテゴリで構成されている。それぞれのカテゴリはさらに、より具体的な4つのサブカテゴリに細分化され、一つ一つの業界クラスターには、その分野で活躍する日本の企業がリストアップされている。

・今回、掲載された不動産カオスマップの業界クラスター一覧
1. 物件検索・マーケティング(オンライン物件検索、仲介サービス、バーチャル・ARツアー、デジタルマーケティング)
2. 物件管理・運用(物件管理・メンテナンス、IoT・スマートホーム、エネルギー管理・最適化、安全・セキュリティ)
3. 取引・決済(不動産取引プラットフォーム、電子契約・署名、ブロックチェーン、スマートコントラクト、ペイメント・決済ソリューション)
4. 資金調達・投資(クラウドファンディング、REIT・投資プラットフォーム、データ分析・AI投資、不動産評価)
5. 建築・設計(CAD・3Dプリンティング、BIM:Building Information modeling、プロジェクト管理コラボツール、VR/ARビジュアライゼーション)
6. 建設・開発(建築管理、購買管理、トラッキングツール、ドローン・ロボティクス)
7. コワーキング・共有スペース(コワーキングスペース、イベントスペース、コミュニティ管理、レイアウトツール)
8. 住宅・ライフスタイル(住宅シェアリング、ウェルネス、スマートシティ、住宅購入)