ピップ株式会社のスポーツケア用品ブランド「プロ・フィッツ」がメインスポンサーを務める、「プロ・フィッツ presents ランたなデジタルマラソン」が2020年6月12日(金)~14日(日)に開催された。2020年に開催予定だったマラソン大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため軒並み中止となり、ランナー達が練習の成果を発揮する場は少なくなっている状況が続いていた。
■「プロ・フィッツ presents ランたなデジタルマラソン」について
ランたなデジタルマラソンは全国各地のランナーがオンラインで出場登録し、大会期間に思い思いの場所で距離とタイムを計測しながら走り、その記録を報告する。完走者のレース結果はランたなHPに掲載され、自分の順位が入った完走賞がダウンロードできる。また、大会の入賞者、および参加者にはプロ・フィッツ製品をはじめ協賛社から豪華景品が送られる。■大会の様子
via プレスリリース・初心者でも参加しやすい距離設定今回の大会は、5・10・15kmのマラソンと、5・10・15kmの3つの距離を3人で分担して走る3人駅伝があり、以前からランニングを実施していた人はもちろん、外出自粛の運動不足からランニングを始めた初心者ランナーでも参加しやすい距離設定となっていた。大会終了後には「オンラインでみんな走ってると思うとがんばれました」などの声が寄せられ、同じ大会に参加し“完走”という同じ目標を目指すことで、全国で参加している他のランナーとの繋がりや、ランニングの楽しさを改めて知ってもらう機会となったという。
・参加者の声
「このような機会を作って頂いた、たなーさんはじめ関係した全ての方々に感謝! またマラソンは一人で走る競技だけど一人では決して頑張れない競技だということを教わりました。再開される大会ではこれまで以上に感謝を持って走りたいと思いました。」
「集まらない形式でも大会があることにより、すごくモチベーションが維持でき、楽しく大会に参加できました!これからもよろしくお願いします!」
「今回も楽しく参加させていただきました。
■大会の魅力
離れた場所で各自実施する大会ではあるものの、たなー氏のYoutubeチャンネル“ランたなちゃんねる”では大会の開会式と閉会式が行われた。大会直前には「これから大会が始まるんだ」という高揚感などが得られ、大会終了後には自分や他の参加者の頑張りを称えることができる。全てデジタルで完結する大会でありながら、開会宣言と閉会宣言がきちんと行われるのもランたなデジタルマラソンの魅力の1つだ。
協賛企業である株式会社ラントリップの協力により、Runtripアプリで使えるオリジナルスタンプが作成され、参加者はランニング後の写真をオリジナルスタンプとともにRuntripやTwitterに投稿した。SNS上でランニングの感想や結果を伝え合うことで、各自で実施されるデジタルマラソンでありながら、大きな盛り上がりを見せた。
12日(金)~14日(日)は梅雨入りの影響もあり天気の優れない地域が多く見られたが、悪天候にも負けず全国から約500名のランナーが思い思いの場所から参加した。