ドバイ政府観光・商務局は、ドバイでスタートした、仕事を持つ海外居住者を対象とした『バーチャル・ワーキング・プログラム』を発表した。

ドバイでは、リモートワーカーが母国の雇用主のもとで業務を行いながら、ドバイに住むことを可能にする新しいプログラムを開始した。
このプログラムでは、リモートワーカーとその家族が、ドバイに移住する機会を提供する。リモートワーカーは、仕事の合間に太陽を浴びながらビーチでくつろいだり、世界各国料理を楽しんだり、様々な文化を体験できる。また、UAEの強力なデジタル・インフラと接続性、安全で質の高いライフスタイル、グローバルなネットワーキングの機会、さらに個人の所得税がゼロといったメリットを享受することができる。

UAE、そしてドバイは、新型コロナウイルス対策について世界的なモデルを確立したことが評価されている。世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は、最高水準の衛生管理と新型コロナウイルスの予防措置についてのプロトコルが認められ、ドバイに「安全な旅」認証スタンプを発行した。またドバイでは、新型コロナウイルス対策のガイドラインに厳格に従った安心・安全な施設に対し、「DUBAI ASSURED」という認証を付与するプログラムを導入したとのことだ。


さらにドバイは、最新のデジタル・クオリティ・オブ・ライフ(DQL)調査でeインフラストラクチャの世界ランキング1位を獲得し、優れたデジタル・インフラが構築されている。この新しいプログラムは、スタートアップ企業、起業家や中小企業にとっても価値ある機会となるという。

なお、本プログラムへ申し込みの際は、以下の条件を満たす事が必要となる。

・パスポートの有効期限が6ヶ月以上あること
・UAE国内で有効な医療保険への加入
・現在の雇用主からの雇用証明書で、1年間の契約有効期間があり、月収約55万円(US$5,000)以上である前月の給与明細書、前月分の銀行口座明細書の提出
・申請者が会社経営者である場合:1年以上の会社所有の証明、平均月収約55万円(US$5,000)の月収明細書、前3ヶ月分の銀行口座明細書の提出
ドバイでのリモートワークを推進する「バーチャル・ワーキング・...の画像はこちら >>

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