スマートシニア株式会社は、従来、簡単に作成・運営出来なかった「ウェブ上のお墓」(追悼サイト)を「お墓QRコード」とセットで、寺院・墓苑・共同墓地・石材店・直葬業者、樹木葬業者に安価で提供できるようになったと発表した。
■お墓QRコードとは
欧米では、「デジタル墓石マーカー」とも呼ばれる、QRコードの墓標。お墓QRコードは、先祖・故人・追悼碑・記念碑などのに配置される。■ウェブ上のお墓(追悼サイト)とは
追悼サイトは、世界280万人以上利用のするウェブ上のお墓で、先祖・故人のデジタル化した思い出(遺影、写真アルバム、おもいでノート、人生史、家系図など)をウェブサイト(URL)として格納・閲覧することができる。米国では、「お墓QRコード」サービスを2012年より提供開始し、年間7,500以上の新墓石への提供実績があるという。■新テクノロジーの採用
お墓や追悼碑のQRコード活用は、今まで「アクセスするデジタル情報作成に手間が掛かる」「リンク先ウェブサイトの内容が貧弱」「QRコードは公開アクセスのためセキュリティ上心配」「QRコード付きのお墓は高価」「永代管理が不明確」などの理由から国内では普及しなかったという。しかし同社はこれらの問題を解決し、安価で手軽に販売できるようにしたとのことだ。・お墓QRコードは、御影石上に彫られるか、セラミックセラミック上に印刷される。これらの素材は耐久性に優れており数十年・百年という単位で活用できる。
・追悼サイトの永代版により、ネット上のお墓の保管期間も長期化される。
・お墓QRコードからの、追悼サイト閲覧は、”招待者の承認済み”もしくは”招待者へのリクエストを送付し承認された人”のみとすることができる。これにより、「お墓QRコード」を墓苑など公共の場で設置しても閲覧を制限できる。
・追悼行事や葬祭行事のとき、必要に応じて公開設定することでグーグル検索などで、検索できるお知らせサイトにすることができる。
・SNS(フェーズブックやLINE)や電子メールで、クラブハウスのように招待者だけに限定し、お墓参りの記録として、スマホで写真・ビデオ・音声・メッセージを共有することができる。