菅野美穂が主演を務める『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)第8話が、12月7日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

今年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の「ゆりあ先生の赤い糸」(講談社)。
この秋、かつてない地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”ヒロインが、突然目の前に現れた夫の“彼氏”“彼女”“隠し子”と奇妙な同居生活を開始!? 時にぶつかり合い、時に手を取り合い……みんなで意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血の繋がりを越えた“家族”の絆を編み上げていく新時代のホームドラマ。現在TVerでは、第1話~第3話、最新話、ダイジェスト、制作発表記者会見の様子などが配信されている。

前回第7話では、家を出て行った小山田みちる(松岡茉優)を連れ戻すため探し回る伊沢ゆりあ(菅野)と箭内稟久(鈴鹿央士)の姿に、ネット上で「ゆりあさんの器の大きさに毎回驚く」「なんだかんだ稟久も心配してたんだ……」「家族とは何かを考えさせられる」という声があがっていた。

<第8話あらすじ>
昏睡状態から順調に回復を遂げるも、まだ言葉は発せない……はずだった伊沢ゆりあ(菅野)の夫・伊沢吾良(田中哲司)。しかし、夫の“彼女”・小山田みちる(松岡)とその娘たちとの同居続行をめぐって“一家”が揉める中、突然口を開き、次女・小山田みのん(田村海夏)は自分の子だと断言した。

それは吾良が争いを収めるため、そして自分の介護に縛られてきた“彼氏”・箭内稟久(鈴鹿)を自由にするためについた渾身の嘘。
しかし、真相を知らない稟久はショックで家を飛び出し、吾良への愛を断ち切るかのように、バレエ講師・松川智(黒羽麻璃央)との交際を始める。そんな稟久に、ゆりあは吾良の真意を伝えようとするが、一度もつれた感情の糸はなかなかほどけず……。

一方、実は少し前から完全に意識を取り戻していた吾良は、ゆりあに好きな人がいることも認識。苦労をかけたゆりあに謝り、「俺はもう大丈夫だから、好きにしていい」と優しく告げる。その矢先のこと、ゆりあと伴優弥(木戸大聖)の“禁断の恋”にまさかの展開が訪れる。優弥からゆりあの存在について聞かされた妻・伴里菜(えびちゃん)が、ゆりあを見せろと言い出したのだ。
そんな中、ゆりあは里菜と一対一で会って話そうと決意する。

優弥との幸せな未来を夢見て、大きな一歩を踏み出し始めたゆりあ。しかし、彼女の人生は実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)から受けた“ある相談”がきっかけで、目の前が真っ暗になるような暗雲にみるみる包まれていき……。